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討ち入り [ひとりごと]

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雲を見上げる
久々に(コシナ・)ツアイス25mmを初代MMに。当然のようにノーファインダー。
25ミリの画角、やっぱ好きだな。

赤穂浪士討ち入りの日。亡き父の誕生日。このあと休憩して「どん兵衛」のそば、食べる予定。
父も、自分の誕生日は「主君の汚名を晴らす」赤穂浪士にあやかってそばを食べていた。
母は必ず袋入りの生そばを3袋ぐらい準備。父は晩酌の中休みに「おい。」と母に声をかけると「はーい」と言ってそばが出てきた。我々もご相伴にあずかった。でも「おい。」だけで何事にも対応できた母をすごいなと思ったし、そんな二人の関係がうらやましかったり。

当然、この話に眉をひそめる人も多いし、そんな時代じゃないと主張する人も多いでしょう。
でも、私はそんな環境で育ちました。そんな環境に憧れてました。これについては異議は受け付けません。そんな時代もあったねと・・・みゆきさんが歌うのも別にいいかと思ってます。
が、これが私にとっての「夫婦のあるべき姿」を形作っています。夫唱婦随、とでも言いますか。
それで父も母も私もシアワセだったので、別にいいかなと思ってます。

現状の私の家庭は?聞かないでくださいよ。分かってるでしょ。
さだまさしの「関白失敗」という歌の通りですね。よくぞ歌ってくれました・・・orz。。。

朝、FMローカル(JFN系列)の番組で、「おニャン子クラブとコンプライアンス」の話題が出てました。聞いて爆笑してました。1985年前後の話です。今じゃ当然「BPO案件だ!」と世論が騒ぐ感じ。
でもいい意味で「おおらかな時代」だったなと。小さなミスも拡散される時代と違って。
その時代に戻ろう、と言う話でもありません。変化するのが世の常ですので。
みんな賢かったな。少なくても「衆愚」な時代ではなかった。「個性」が是認されていたなあ。

「1985年」という本で言えば、私はもう「オールド・スピークス」なんだなと。
変わる予定はありません。

ムック「カメラホリックVol.6」が発売日に到着。お知り合いの方々の写真や文が掲載されてます。
やりたいことを(苦労は伴っても)やり続けた人はすごいな、と思いました。比べるわけじゃないけど。
その人のポートレートと鏡に映る自分の顔を比べても、すぐに分かるくらいの差が出るな。年数を経るほどに。
自分で撮った「枯れた写真」と、彼が撮った「すばらしい写真たち」を比べるまでもなく・・・。

と、比べてる自分がすごくみじめな気がする。仕事に忙殺されて考えないようにした1日。

自分の人生に「討ち入りでござる」。



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