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スライディング [ひとりごと]

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みぞれっぽい雪

なんやかやと騒がしい一週間が終わる。ドタバタの始まりは先週の土曜日からだから、丸七日。
なんとなく滑り込んだ感じ。判定は「セーフ」っぽいけどビデオ判定に持ち込まれたら微妙。
そのくらい綱渡りの日々。まあ、うまく乗り越えた感じもする。分からないけど。

明日、久々に母の元へ。「感染症対策」のため、全く面会できない期間が続いた。
国内は「小康状態」のため、施設側も考えてくれたみたい。でも15分間のみ、シート越し。
覚えてるかな?ちゃんと認識してくれれば嬉しいけど。まずは自己紹介から始めよう。

オミさんの流行。3回目の接種。海外との行き来の原則禁止。
明るい話題はなかなか無い日々。それでも毎日の暮らしを丁寧にしていけば、いつかは・・・。
そんな希望を持てる人、希望すら持てない人。ここに来て、そんな「差」が大きくなっている気がする。

よくお客様に「影響はありましたか?」と聞かれる。無いわけではない。それはもう、共通認識。
でもやはり気にかける。配慮なのか、同調するためなのか。すぐに答えが出るわけでもない。
いつもは「同じですよ。大変ですよね」で、かわす。予定調和を好むわけでもないのに。

ちょっとした雑談の中で、「最近の若者って、働き方も違うよね」という話題に。確かにね。
この会社に一生骨を埋める、なんてのは僕らぐらいまでかな?社員(新人)教育でも言われたの。
今は転職や人材獲得サイトが手軽に「おいしそうな餌」をぶら下げて待っている。
スキルアップならいいけど、楽して金儲け・・・とか、さらには必要最低限の暮らしで十分、というものも。
考え方次第なのかも知れない。それで自分の「心の安定」が保たれるなら、それで十分、と。
独身の人が増えるのも無理はない。一人でも生きられるし、手間のかかる作業を進んでやる気も無い。
価値観の多様化、と、ひと言で片付けるのも無粋だけど、結局はそう割り切らざるを得ない。

コロナ自粛で「ベビーブームがやって来る」と予測した経済学者もいたけど、性病の罹患者(受診者)が増えただけで赤ちゃんは増えてない様子。「本能」の部分も、状況に大きく左右される?
NY大停電後のベビーブームみたいなことはない。もっとも、受け皿である社会基盤が冷たいのも一因か?

東京2泊3日の「修学旅行」をした次男君。同年代の仲間との交流は、ものすごい刺激になったようだ。
1年7ヶ月近く「Zoom上でのやり取り」はあっても、数時間の「対面」にはかなわない。
自分で勝ち取ったチャンス。最後までやり遂げることで、何かを掴んだみたい。すばらしい経験。
それを受験へのエネルギーに変えてくれればとナイショで願ったりもする。

思うように行かぬ日々。自分だけじゃない。多くの人が同じ思いなんだろうね。
立ち止まるのも勇気、かぁ。惰性で進むよりは価値的かも。
よく悩むことは、よく生きることに通じる、と言った哲人もいることだし。

みんなが「オーターニサーン」にはなれない。それもまた現実。


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