Power of Film(s) [Leica(film)]
ライカM2 ズミルクス35mmF1.4(2nd) イルフォードXP2
いつも「非常出動用」でスタンバイしているM2。車の助手席か後部座席にはいつもいる。
ただ最近は「カウンター」がなかなか進まず・・・RTS3のリバーサルを出すついでにM2のフィルムも現像に出そうと思い立つ。イルフォードのXP2なので現像はお気楽に出せる。高いけど(750円+税金)。
久々に職場のスキャナでフィルムをスキャン。いつもは反射原稿(OCR)ばかりで、フィルムホルダーを出すのも久々。平面フィルムにメチャメチャほこりが・・・まあ、Web用だから・・・プリント用はうちに帰ってからフィルムスキャナでじっくりやろうと割り切ってスキャン。ゴミがすごいけど、ご愛敬。
仕上がりは、さすがフィルム。デジタルのモノクロモードとは全くの別物。
逆に、フィルムをスキャンすることでM-Monochromeの本当の実力を再確認できた。
僕が好きなのは、フィルムか、M-Mの画像という事もしっかりと納得できた。
プリントも含めると、どっちになるかな?と、何となくワクワクする。普通に引き伸ばし機でプリントするか、スキャンしてプリンタから出力するか?
フィルムの底力を感じられた。M2 M3 M6の出番が増えそう。
問題があるとすれば、この画像は昨年の秋頃に撮影されたという事。15コマあたりからは雪の写真なんかもある。典型的な「カレンダーフィルム」。いかんいかん。潜像が消えてしまう。
フィルムは生もの。気をつけねば。
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九州の皆さん、震災お見舞い申し上げます。
今日、地震の対応に奔走する3つの団体に少しですが募金しました。
物資は最低でも500セットぐらい欲しいという県庁の書き込みもあったので、じゃあ、何にでも変わることができる現金が一番いいかな、と。
TVの中継を見て、実際に活動する団体をじっくり見て「本当に来ている」団体を選びました。
そしてもう一つ、国内の災害以外に心配な「難民問題」に取り組んでいる国際団体の日本事務所宛に募金。
国内で苦しむ人も、難民になってしまった人も、差はありません。
むしろ支援の手が手薄になる(長期化している)難民問題のほうも苦しむ人の「単位」が違うので、必要だと判断しました。
いとうせいこうさんはじめ色々な人たちが救援物資の送り方をTwitterで発信しています。朝のTVでは自治体として受け入れ可能な場所を紹介したりと。
ただ、クロネコヤマトさんは「熊本応援隊」と立ち上げる一方、「被災地にはまだ届けられない」という各営業所の対応に「善意を踏みにじるつもりか!」と詰め寄る支援者の人もいるそうです。
僕らの情報網でも、2トン車でも入れる道はほとんどない、というのが入ってますので現場に届けられません。
政府がアメリカと協議して、今日からオスプレイでの物資移送を開始しましたが、報道カメラを乗せたヘリをすべて3時間ほど飛行禁止にして、物資搬入にすべてのヘリを使うぐらいのリーダーシップをとって欲しいな。
東日本大震災の時も「避難所格差」とか色々ありました。今回も「非正規避難所」には行政からの支援が全く届いていないようです。その人たちのツイートを拾って、できる支援をしていくのも大事だと思います。
Twitterで #救援物資 #支援 などで検索すると、たくさん出てきます。
僕ら東北はあの日のお返しのためにも、できることを探しておこなっていきたいと思ってます。
朝日 [Leica(film)]
何とも弱々し陽の光・・・古いライカレンズでも、ゴーストすら出ない(笑)。
今日で、対向車が突っ込んできてから丸3年。保険交渉は代理人同士のやりとりになっているのだが、当方にメリットになるようなことは一つもない。
本当、交通事故ほどむなしいものはない。被害者になってもこうだ。
今でも、背中の張りと首の痛さは続いてる。
韓国でアメリカの駐在大使が暴漢に切りつけられる。顔の傷は深さ三センチ。手を合わせて六十針の傷だったという。近因も遠因も「日本」が絡んでいる。
暴力に訴えるのは蛮行だが(前歴も有り)、原因の深さを思えば・・・。
暴力を対話に変えていく土壌がない。言っても分からない、変わらない日本が悪いのか?
この辺は、意見がたくさんあることでしょう。
戦後70年と言いながら、その間に信頼の絆は深まるどころか・・・
東日本大震災の時の中韓の対応は、未だに心に引っかかってる。ISによる邦人殺害の時の報道も。
あれだけの反日教育が続けば、仕方ない。人が悪いんじゃなくて、教育が悪い。
張り紙は禁止しても、言論の自由は保障される。これが日本の姿「だった」。
少年法の議論もそうですが、ネットにおける「私刑」が大きくクローズアップされてます。
川崎の事件で、ニコ生では「超有名な」突撃人がいるそうで、被害者の葬儀会場でパトカー出動騒ぎ、その足で加害者宅を取材。逮捕前からネット上では実名・写真が飛び交い、全く関係のない人間の情報も一人歩き。ネットに上がった情報は、そう簡単に消えるもんじゃない。
実名報道する週刊誌も出ましたが、ネットでは「知ろうと思えば簡単にアクセスできる」状況に。
今は小学校でもパソコンを使った授業がある。間抜けな教師がISの「モザイクなし」の映像を授業や休み時間に生徒に見せたりすれば、当然「家に帰ったら、パパのパソコンで見ようかな?」と思う子供もいる訳で・・・。夜中に親が「アクセス履歴」を見てびっくり、なんてことも。
事件が起きるたびに「少年法は誰のための法律か?」という話になり、ちょっとずつ年齢や刑罰を変えてきたけど、もう根本から問い直す時期に来たんだと思う。
選挙は18歳から、少年法は20歳未満、というのは矛盾でしょう。
「更生した」はずの少年の再犯率って、意外と高い。特に性犯罪。
義務教育の縛りがある間は少年法、その後、就職か高校進学か選択できるようになったら一般の刑法で対応するのがいいように思える。
人を殺しちゃいけない、というのは小学校以前の問題。親の責任です。
道路だって、センターラインをはみ出さないという「ルール」があるから安全に運転できる訳で、それには初心者マークもベテランも関係ない。共通の認識(常識)という部分。
これがなければ、道路は戦場に変わる。危なくて仕方ない。
人間関係に置き換えれば、相手の生命を奪ってはいけない、という共通認識があっても「拳銃」を持って自分の生命を守る権利を保障する国もあるのだから・・・丸腰日本はまだ平和なほうなのかも。
二十歳の成人式で大酒飲んで大暴れし、「満二十歳」の人は実名で、未満の人は「少年ABCDEFG・・・」と表記されるのも変な話。昔のように元服(15歳)を迎えたら社会的にもオトナ、と言う考えでいいのかも。
酒飲んで、勢い付けて中学生の未来を奪ったのなら、親の住所氏名と勤務先ぐらいは公表すれば?
被害者は実名写真生い立ちまですべてオープンなのに。
最後尾 [Leica(film)]
ライカM2 ズマロン35mm F2.8 解放 イルフォード HP5 plus
東京駅。東北の玄関口と言えば「上野駅」だったのだが、東京駅乗り入れが決まり、上野の商店街から反対の声が上がり、昭和歌謡では多くの作品に出てくるこの駅も今は「通過点」になってしまった。
希望も不安も郷愁の念も、「訛り」とともに上野駅に置いてきたせいか、どうも東京駅は緊張してしまう。全体像も未だ分からず、いきなり大きな鈴がガラスケースの中にあったり・・・摩訶不思議な場所。
写真を撮っていてもみんな放っておいてくれるので、ここぞとばかりスナップをする。もちろんルールとマナーは守って。駅ナカの暗めのところで撮る、と分かっているのにズマロン(2.8)をつけてきたのは、解放の時のちょっとした曖昧さが欲しかったから。もう少し力を入れるときはズミクロン(8枚玉)だったり、ちょっと力を抜いてズミルクスの球面レンズ(癖玉ですね)だったり・・・非球面2代目のズミをつけておけば大概は対応できるのに、オリオン(トポゴン・コピー)で一日過ごしたり。
ライカの標準レンズは35ミリ、と謂われはするけど、私は一眼レフも35mmが原点なので、35mmだけ本数が多い。ちなみにハッセルだと60mm F4、67はマキナwと、距離感が何となく似通っている。
お土産と言えば東京駅。「今人気の〜〜〜」と言われると、私のような田舎者は「そうなんだ」と素直に並んでしまう。この日も何やら人気商品を販売している場所には、行列ができていた。
滲 [Leica(film)]
クセノン50mm F1.5 解放
その昔のムックで「ライカのX(エックス)」というページがあり、この「クセノン」が紹介されていた。
「一目惚れ」という感じで、何本かcatch&release。ようやくこの一本に落ち着いた感じ。
無論「点光源はNG。直射日光もNG。曇天もしくは夕暮れ時のマジックタイム。冷調の処理が似合う」という
定説(定跡)があるけど、「でも試してみたいよね・・・」と言うことで、点光源・夜・解放で撮影。
まあ・・・ご覧の通りです。
あとで「定跡通り」写した写真もアップします。
f5.6ぐらいだと普通のレンズとして使えますが、その先の絞りはf6.3ぐらいまでしかありません。