SSブログ

混沌 [ひとりごと]

BB8P5707.jpg


新居に引っ越す際、居間にちゃんとしたスピーカーを置きたい、で、音楽を楽しみたいと思った。
ここの主人(当時はもっと立派な建物で営業)の紹介もあり、アメリカ製の良いスピーカーと日本製のアンプ(どちらも展示新古品)を買うことになった。自分としては高い買い物だった。

購入予定日、お店に行くと主人が「スミマセン。あのスピーカー、売れちゃいました」と。
えーーーー!今日アンプと一緒に買う約束だったでしょ!というと
「いやあ。アナタに売るよりも高い値段で買うからって言われてね。ほら、領収書」と。
アナタ手付けも置かなかったし問題ないでしょ、と言われて終了。怒りましたね。

その後、営業不振でテナント賃料を払えずここ(たぶん自宅)に転居。そのあと客が来ず・・・。
あんな商売してたら客は離れるよなあと。主人もどこに行ったやら?
人の気配のない廃屋と成り下がった店の入口に、26年ぶりに立ってみる。

訪日客が昨年対比で93パーセント減。20万人を下回るのは三十数年ぶり、と。まさに「鎖国」。
東京は今日も120人越えの感染者。
友人の職場でも「何人か(COVID-19)感染者出たよ」と。東京は危機のど真ん中。

世界経済は1929年よりもひどい状況になる見通し。歴史の教科書に載りますね。名称は何になるだろう?
京都大学の中山教授のインタビューや日々の情報発信を見れば、この状況が1年で収束するとは思えない。
もしかすれば、ギリシャで採火した聖火も消さなければいけないかも知れない。判断は早い方がいい。

経済対策に重きを置いているこの国の対策は、根本から間違ってる。人命が最優先。
失速した景気は、人々が元気になれば再び盛り返す。
現政権の方針ですでに「自死者」が出た。為政者はこの「生命の重さ」をひっしと受け止めるべき。

まさにカオス。
打つ手一つ一つが「疑問手」もしくは「悪手」。
民衆は「アナタの手駒」ではない。

nice!(0)  コメント(0)