4月バカ一代

本当にいた、4月バカ。
その発言を分かりやすく図にすると、こんな感じ。

そのバカの発言を、解説した令和おじさん。アナタじゃなかったっけ？マスクは増産してるから安心していいですよ、と。
それからもう2ヶ月。マスクは全くないぞ。あったとしても入手に非常に苦労するか、ごくごく偶然に入ったコンビニで見かけるだけ。

と、のんきに書いていたら、我が町からも初の感染者。イタリア・フランス旅行からの帰りだそうで。しかも医療従事者。医師の倫理が・・・とまでは言わないけど、自分は大丈夫という気持ちがあったんでしょうね。

でも、（話は戻る）5000万世帯に200円のマスクを2枚配るより、今回都知事に「犯人扱い」されている事業者に一定額払って「お店、ちょっと休もうか」と呼びかけるための原資にした方がいい。
ライブハウスなんかも。ぴあの調査かなんかで、音楽関係だけでも1780億円ぐらいの損失と言うし、夜の濃厚接触エリアももっと大変でしょうし。

その上で日本オリンピック委員会（JOC)が170億集める、とか言ってるし、電通の元役員に大金が振り込まれたなんてニュースもあるんだから、ブラックなオリンピックはこの際やめよう。うん。
そもそも「復興」なんかまだしてないんだから。

4月バカの発言を受けて、すぐにネットでマスクを注文。みんなのためだ。高くても仕方ない。

この前注文したマスク。約1ヶ月、中国から無事到着。パッケージの写真を撮って長男君に訳してもらったら、
「アナタ（自分）を守ることは、みんなを守ることにつながる」
と中国語で書いてあった。その通りだと思う。自分がよければいいというもんじゃないし、自分だけは感染しないなんて何の根拠もない自信はこの際捨てたほうがいい。

ちなみに、同時期に「お役所から指示を受けたとある業界団体」から「国から優先的に配布されるから、至急必要枚数をFAXして」といわれて慌ててお願いしたマスクは、入荷のめどすらない。無料ではない。1枚70円での「購入」だ。

オリンピック延期にかかる3〜5000億円の事務経費。それを子ども食堂運営者に1拠点500万円、困窮世帯に一律100万円。フリーランスや営業自粛事業者には月の収益相当額。そこで働く人たちにも一律20万円。そんな使い方をすれば、「バカにつける薬」としては上出来だと思うが、如何？