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賛否と成否 [ひとりごと]

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精神的に店じまい状態。

吉本の話題より、明日の日本を語ろう。>>メディア諸君!

昼過ぎ、ラジオに乙武洋匡さんが出ていた。語る話題は、今ネットで激論になっている新政党の2名の身障者議員のこと。だいぶ大きな論争になっているそうだ。
車椅子議員や軽い身体障がいを持つ議員さんは今までもいた。八代栄太さんと言えば思い出す方も多いだろう。国会も普通サイズの車椅子での移動は可能となり、議場でも特に大きな問題もなく、自身の主義主張を堂々と述べていた。確か閣僚の経験もあるはず。

じゃあ何故今回大きな論争となっているかというと・・・国会議員=国の最高機関で国民の声、思いを伝えられるかどうか、聴くことができるかどうか、賛否の意思を明確に表現できるかどうか。その点で「本当に議員として務まるんですか?」という部分が大きい。
乙武さんも「政党や信条は、ちょっと脇に置いておいて」議論をすべき、と。

障害を持つ人が自ら国会に出向く、これこそ民主主義だ!という党首の思いは叶った。成否の部分では「成功」と言えるだろう。ただ選ばれて公僕・代弁者となったからには「国民への奉仕ができるかどうか」(精神論ではなく、物理的にね)が問題になる。

2名のうち症状が重い方は、介添人(看護師)がいなければ移動どころか生命の維持、意思表示さえもままならないという。国会内のことは法律を変えれば介添人もOKにできる可能性は残る。しかしながら声が出せず、意思表示は「特殊な方法」で「介添人が読み取る」以外にない。「本当にそれが議員の意思なのか?」と言う問題が永遠につきまとう。そして採決の時の「押しボタン」も、押すことができない。この状態で国民の代表として歳費をお渡しするのが果たして正答なのかどうか・・・。

同じ病気を患う人には希望になったと思う。でも、選挙区ではなく「比例」。党首が何かの影響を狙ったんではないか?と言う愚かな詮索は捨てたとしても、どうしても「この人」だったのだろうか?>>特別枠 申し訳ないけど、僕には客寄せパンダにしか見えなかった。障がい者利用。本当に国を変えたいのなら、その人たちを自身の「政策顧問」に任命して、それに見合う仕事をしてもらったほうがよりよかったんじゃないかと思う。

拉致被害者家族も、某宗教団体所属の沖縄県民(選挙区)も、ただの利用。
根性がひん曲がってんのかな?ただただ「タイヘンナヒトビト」を利用しているだけにしか見えない。
2名が「命がけの登院」をしているとき、審議に参加するとき、党首は何を思うんだろう。

「次は100名出して、政権を狙います」という言葉に、いらだちを覚えた。

傷つくのは「社会的弱者」。いつもそう。騙されるのも。踊らされるのも。自分を取り戻してください。
そういう人たちが苦しまない社会を作るために、国会議員は存在するんでないかい?
と、思う今日。

賛否は自由です。

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