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変わらぬ日常 [ひとりごと]

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サイン本です 嬉しい!

Roonee247finearts(ルーニィ247ファインアーツ)さん(東京都中央区日本橋小伝馬町)でハービー山口さんの写真展が始まる。
なかなか東京には行きにくいので、出版された写真集をルーニィさんから購入。サイン本!!
お店からの特典のポストカードも。ありがとうございます!!

「HOPE 2020- 変わらない日常と明日への言葉」と題された本は、いつものハービーさんの優しさがあふれ出る。HOPEシリーズは全部持ってるけど、いつも「視点」は変わらない。「撮影した方のシアワセを祈りながらシャッターを押す」と。最近出演されたラジオでも、そのことを話されてた。
写真は「心」を写す作業。相手の心もそうだけど、自分のココロも写す。すごいなあ・・・。

文と写真、2時間ぐらいかけて一気に読む。最後のページを繰って、最初に考えたこと・・・。
 「中古じゃないライカと、中古じゃないレンズを買おう。あとのカメラは売っちゃおう」
残りの時間、自分も好きなものを撮る事ができればそれでいいんじゃないか?子供も巣立ち、成長記録ももうすぐ終わるし。AF使わなくても撮れるものばかりだろうな。なんて。

当然、ほぼ二束三文の機材ばかりなので売ったからといって資金調達には及ばない。
でも、なんか「区切りがあってもいいのかな?」と感じた。
1Dシリーズと100-400mmの組み合わせじゃないと撮れない時期もあった。ハイスピードで。
演奏会とか「撮影自体がNG」の時もあった。シャッター音を立てられない場面も多かった。
精一杯撮りました。傑作はなかったかも知れないけど、撮ることで十分満足だった。ありがとう、息子たち。
あとはそれぞれがそれぞれのやり方で記録を繋いでくれ。渡したカメラたちも使われないままだしね。

何だろう。そんなことを写真集を見て思った。

ま、日曜朝には「やっぱりライカは高いよね・・・」と萎えちゃったけど。早いな。年取ると。

日曜は、いきなり次男君が「小学校1年の学芸会のビデオが見たい!!」と所望したとかで、久々にミニDVテープを引っぱりだして、カメラをデッキ代わりにして上映会。次男君小2からはSDカードに記録するデジタルビデオカメラに買い換えたので、すべてDVDに焼いてある。それ以前はミニDV。長男君が生まれた頃はビデオはなかった。たまにVHS-Cのテープを使うカメラを借りて、撮ったかな?この頃はハッセルもライカもフル稼働だった。残っていた最古のミニDVは、長男君6歳の誕生日、次男君6ヶ月の時のものだった。

その小1の学芸会のビデオ、何故かそれだけがない!インデックスシートには「兄小6、弟小1の学芸会」と書いているものがあるけど、映したら1年違う・・・?慌てる親たち。
探し続けた結果、4時間ぐらいかかって「発見!」。無事に小1の自分と対面できた次男君は大喜び。
よかった・・・と思うのもつかの間、家人が「じゃあ、このテープたちもDVDに焼いて」と。
テープは50本ぐらい。・・・まあ、締め切りなしなのでいいか。と、請け合う。今世紀中にね。

ハービーさんが「マスクが当たり前になった日常。でもマスクの下には、2019年以前の変わらぬ明るさがあった」と。昨日見たビデオたちも、当然ながらマスク映像は全くない。
あと何年かしたら、またマスクなしに戻れるのか?マスクが常識になるのか分からないけど、人間の営みは変わらず続いてゆく。問題に直面しながらも、知恵を絞りながら。

東京近郊にお住まいの方でワクチン接種が終わった方、ぜひ、写真展に足をお運びください。
無理な方は本で堪能しましょう。マスクの下の笑顔を想像しながら。


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