泣く子と地頭

今日は配達もお休み。

今日も仕事。フツーに。何事もなかったかのように仕事。世の中は成人式らしい。祝日でもある。
梅原猛さんが逝ってしまった。大往生だとは思うけど、今の日本には必要な人だと思った。
著作はつらつらと読んだことがあるけど、本質を鋭く突いている上にブレがない。
根底は「反戦・平和」。憲法第九条を守る、あつい人だった。

沖縄では５つめの市が「県民投票をしない」と宣言。民主主義の死を自らの手で早めるのか？
権力の思うつぼ。県を通さず国が直接市町村にカネを渡す方式も取り入れた。そのせいか？
なんとなくやりきれない思い。

日曜朝、久々に辺見庸さんの姿をテレビ（Eテレ）で拝見する。録画して午後に見る。
一時期辺見さんに傾倒し、著作のほとんどは読んだ。病床からの叫びにちょっとした違和感もあり、少し距離を取っていた。
でも昨日のテレビを見て、少しココロが動いた。

泣く子に負けてもかまわないが、地頭に負ける必要はない。
悪しき地頭なら正面切って声を上げるべき。沈黙は敗北を意味する。

日ロの領土交渉は早くも「心理戦」となり、駆け引きが始まった。
レーダー照射に関しては、許すつもりはサラサラない。
オリンピックはロンドンに変更しよう。だって復興してないもん。まだまだ。

言いたいことは言う。それができることが、先人が勝ち取った権利。
再び権力者に奪われてはいけない。
騙されるな。