ゆるく

日陰に入ると、雪は本来の色（＝水の色）を濃くする。
昼間雪が白いのは、太陽の演出だって事がよく分かる。
WBの調整と露出で白くしろと？そんな無粋なことはいたしません。

雪は白、と、誰が決めた？

雪が降っても曇っても、冬空はちょっとした「晴れ間」が期待できる。
おかげで「欠けてる太陽」を観望することができた。撮影（減光）用の「蒸着フィルム」が行方不明だったので、のんびり視眼観測。家族揃って月の移動を見守る。

今回は「皆既帯」が「北極の上空」を通るため、地球上での「皆既食」は、なし。
いわゆる「極夜」のため、本来であれば「日食帯」「皆既帯」が通過する場所では太陽が昇っていない。
なんかもったいないと言えばもったいないのだが、壮大な３D映像をアタマの中に描くきっかけに。

お次は南米での皆既日食。洋上の方が条件がよいのだが、船酔いする方はやめたほうがいい。
ツアーも募集開始しているので、興味のある方は「天文ガイド」の広告をご覧ください。
オプショナルツアーはありません。というか、観光地ではないので純粋に観望だけです。

なんとなくゆるく過ごす。「ゆるく」と言えばおしゃれだが、実のところは「だるい」。
メンタルもフィジカルも芳しくない。つまりは何に対しても「やる気がない」。
しかしサラリーマンたるもの、そんな個人的な状態で仕事をさぼるわけにはいかない。

と、昭和な私は教育を受けたものだ。昭和天皇崩御の日か、今日は。
毎日吐血下血、体温、ご様子が番組中でもテロップで出る。そんなに長くないのかなと覚悟を促す感じで。
崩御。テレビは瞬時に特別編成となり、CMは「AC（公共広告機構）」に切り替わった。
時代は突然変わるけど、世の中は切れ目なく続くんだなあと思った。

Winのアップデータが問題を引き起こしてるらしい。エクセル2010に「新元号対策」のモジュールを組み込んだら、エラーで仕事にならないというもの。
幸い職場のエクセルはそれより新しいので問題はなし。Microsoft社では「アンインストールと新しいアップデータの利用を」と呼びかける。
お正月明けに「仕事にならん！」と憤っていた方も、ここはゆるく行きましょう。

今回は「終わりは突然やってくる」というものではない。もう決まっている。元号だって一ヶ月前には発表になる。粛々と進んでいく。
別に騒がずとも。良いか悪いかは別としても。