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変容 [ひとりごと]

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COVID-19さんへ ここから先は来ないでね・・・東北人より

また新しい言葉が生まれた。「新しい生活様式」。今年の流行語大賞は候補作目白押し。
古い慣習に捕らわれず、新しい技術や考え方で難局を乗り切る。それがキモのようだ。
具体的な指針は大手メディアの電子版に詳しいので、そちらをご参照のこと。

統合から分断の時代へ、と思われたインターネットの時代が、分断から人々の孤独を救う新しいツールとして評価されている。Zoom飲み会、インスタ、Twitter、ラインなどによるオンラインでの交流。
無論昔からあるHPやブログ、FBなども元気。いっそのこと、ミクシィなんかも再評価する向きも。

やはり人間は孤独に弱いのか、僅かなりとも人との関わりをよりどころにする方向にある。
山にこもった修行僧がTwitter発信なんてワケの分からん事態も起きそうな勢い。
IoTの到来は、「物事」ではなく「人とのつながりの再認識」というのもなんか面白い。

次男君が「COVID関連の報道(朝/昼のワイドショー含む、ですな)ばかり見てるのも、なんか・・・非生産的だよね」と。ニュースの中心は各地の話題や芸能人のゴシップから、未知なる病原体一本へとシフトしている。
日本の報道は「分子」ばかり。日本総体でのPCR検査数という「分母」がない。これが難点。抗体検査だけ先行したところで、何かを立法し施行しようとしてもなんか過去をほじくるようで意味が無い。

いや、意味はあるんだろうけど。数学大好きな次男君には、分母あっての感染者数こそ具体的対策への近道、という考えがあるようだ。これも一理ある。分子の上下に一喜一憂していても健康は守れない。具体的対策も打てないし、緊迫感の伝わり方が違う。全数が無理なら抽出(標本)調査でもいい。1日20,000件の検査が可能と胸を張るなら、10日分(20万件)のデータをすぐ発表してもらいたい。具体性が欲しい。無理矢理「学校休校(休業)」と指示されてる彼には、納得のいく数字的な裏付けも大事。

「知らないうちに  %の人が無症状で感染してて、そのうち症状が出たのが  %、で、重症化したのが %。だから今は、我慢するしかないよね」と言ってあげたほうが親切。海外のすぐれたリーダーなら「プロンプター」を見ずにこれができる。このあと18時からの会見は、是非、原稿無しで。

昨日のニューズウィークで、「日本の対策は何が失敗だったのか」なんて内容のレポートが出てる。
まあ・・・事実だから仕方ない。

31日までの延長戦。
個人への給付金、法人や個人事業主への補助金の「第2弾」の発表は、あるだろうか?
補償なくして延長無し、である。その上高齢化対策として「ベッド数を減らす」政策に640億円、あわせて「緊急事態条項を憲法で規定する」なんて愚行を有権者が許すわけがない。

変容にもほどがある。

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