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白鳥と倒伏 [ひとりごと]

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機械じゃ無理 かと言って手刈りも無理

朝、バイパスを走っていると上に白鳥が2羽飛んでいく。えーーーー、もう来ちゃったの??
10月に白鳥の渡りを見るのは・・・記憶にはない。この近所で越冬する個体じゃなくて、もっと南。
いずれ季節は晩秋から初冬に変わっていくんだろう。そんな気がする。

車の窓を開ける。空気のにおいが北方のそれに変わっている。
朝、エンジンをかけるときセルの動きがちょっと重い。すぐバッテリーを注文。
午後、時間をこじ開け病院へ行ったら「先生がいなくて・・・」と受付の女性。どこに行ったの?

とまあ、季節の変わり目はいろんな事が起きる。
世の中が騒がしかろうが、うるさかろうが、季節は静かに移ろう。誰も止められない。
誰も気が付かないうちに。そーっと。ゆっくりと。

阿蘇山噴火のニュースはビックリ。昨日のお昼のNHKはずっとこの話題。
今日になって噴火後の定点映像を見て驚く。噴火の可能性が続く中、駐車場で点呼を取る修学旅行生。
食堂にいたんだから、しばらくは建物の中にいればいいのに。座って人数確認。杓子定規な対応。
・・・大川小学校を思い出す。

キャベツが出荷直前だったらしい。周辺の農家さんが「灰が葉の中に入ると出荷できない」と。
今日は道路の灰をよせる作業を。1日かけて、幹線道路は何とかするという。
小学生は「ゴーグル」を装着して登校。火山とともに生きる地域。やはり準備してるんだ。

活火山のある国。ニッポン。そこで「原発」はやはり無理筋。

写真の田んぼ。小さく区切られていたものを1年休耕して圃場整備。今年ようやく田植え。
ところが、出穂前の気候で茎が細く長く育ちすぎ、穂の重さに耐えられず倒伏。
この状況、この広さでは・・・収穫を諦めるしかないのかな?稲刈りの準備等は全くない。
渡り鳥の餌にするのか。地主さんの嘆きが聞こえるよう。

それもまた、自然相手のことだから。人間にできることは限られている。受け入れるしかない。

そんな木曜日。


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