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焼け棒に水鉄砲 [ひとりごと]

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部員にアインシュタイン

聖火に水鉄砲。これはいけない。トーチを持っていた人に一生の「心の傷」を負わせる。
五輪反対なら、こんなテロのような行為をしなくても、もっと他に行動の仕方があるだろう。
かく言う私も、署名には参加しました。暴力には訴えません。

得意げに「富岳」でのシミュレーション結果を発表する大臣。
もとになる設定がゆるいし、「座ったら動くことはない」という大前提もある。
こんなのは役に立たない。参考にもならない。でも「鬼の首を取ったような」顔で会見。

オミさんも「無観客を基本に」と。あ、「やりますよ」が大前提なんだ。
オミの乱も平定されて久しいけど、何か次の一手みたいなものは?二の矢、三の矢は?
このまま(新規感染者)増加なら、開会式頃には東京で1日1,000人ペース。どうする?
まん延防止で逃げるか?専門家として「緊急事態宣言」を進言するか?頼むぞ。オミ先生。

応援はテレビの前でもできる。自宅のテレビの前なら感染予防もできる。飲食もできる。
アップもスローもアングルも自由自在。便利なものです>>テレビ放送
臨場感?この際、潔く諦めましょう。それか急いで5.1chのスピーカーシステム導入する?
ほら、経済を動かすことができるよ。それもまた大事。

今度は日本海側が大雨。どれだけ降るんだろう?


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密を避けて [ひとりごと]

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目視確認 安全第一 密回避

熱海の捜索、復旧がスムーズに進むことを祈ります。

次男君最後の「学祭」が行われる。昨年は「生徒以外校内立ち入り禁止」という措置。展示やイベントの模様はDVDにて配布、という対応だった。昨年・今年の「体育祭」も同様、DVD配布だった。
今年、最後の年だしなあ・・・ダメっぽいね、と家人と話をしていたところ、なんと「3年生家族、ひと家族2名のみ入場可能」との特措。コピーができない「氏名記入用紙2名分」が家に届き、厳重だけど、この状態の中で見られることに感謝。

注意項目が多い。来校1時間前までに発熱があった場合は来校自体NG。マスク・手指消毒は当然のことで氏名記入用紙を持参の上、人体確認してサーモセンサーの前を通過して初めて廊下にすすめる。万が一にもクラスター発生ということになれば他の学校やイベントにも迷惑がかかる。こっちも前日は早く寝て、体調を万全に整えての出動。何とか検問はクリアして、各種イベントをのぞく。

毎回必ず行くのが「文藝部」の展示。廊下には学生から応募した俳句、3行ラブレターなど秀作がてんこ盛り。また部誌を必ず購入。オフィシャル版(本名で執筆)と本音版(ペンネームで執筆)の2種類があって、毎回「本音版」を3冊買う。部費の足しにしてください。でも中身も充実して面白い。

次は「写真部」。OBとしては後輩たちの成長が楽しみ。今年は・・・みんな、どうした!という感じ。長男君の時は地元のカメラマンさんが顧問として指導に当たっていたけど、今はそういう人がいない。ピントとか構図とか、その前に「何を撮りたかったんだろう?」という部分で引っかかる。タイトルを見てもどうかなあ・・・というものも。もっと撮りたいものを大胆に撮ればいいのに、と思ってしまう。せっかくの情熱が、どうも型にはまったSNS風情に見えてしまう。インスタならOKだろうけど。

一瞬クッキング同好会に立ち寄り、(ベイクド)チーズケーキの「切れ端」(300円)と冷たいコーヒー大(300円)を。朝ご飯にする。無論飲食スペースなし。自己責任で。窓の近くでパクパクと。

書道部の「パフォーマンス」の時間には間に合わなかったけど、終わった直後の部員さんたちとすれ違う。美しい白い肌に、飛び散った墨・・・和装女子のなんと美しいことか。フォトジェニックすぎるんだけど、オジサンがシャッターを切る勇気もなく、近くには写真部もいない(!なんて日だ)。鑑賞だけにとどめる。作品は体育館に。すばらしい。自分の背丈ほどの筆で認めた「宿命」の文字。たぶん髭ダンの歌の一節。勢いがスゴイ。セイシュン、生きてます!という感じ。

第一体育館では応援団の演舞。うちの高校は早稲田の応援団の流れをくんでいる。校歌の作曲家が「早稲田!早稲田!」で有名な人。作詞は偉大なる土井晩翠先生。偉大すぎて終戦後、GHQの指示により4番まであった校歌の3番が歌えなくなった。帝国(軍国)主義の象徴と見なされる。校章からも刀が抹消される。一応歴史ある学校。
応援団は来年、団始まって以来の「女性団長」が誕生する。

演舞を見ながら「本当、怖かったよなあ・・・応援団」と思い出す。写真部の部室の隣が応援団だったので、暗室でプリントしてると太鼓の音で現像液が揺れ印画紙がいい感じに仕上がった。
団長にもかわいがってもらい、卒業前に「非公式卒業写真」のカメラマンを頼まれたり。(煙草片手に)ポーズを決めて。楽しかった。

そんな思い出に浸っているうちに、次男君登場の「歌合戦」が始まった。いいねえ。

本人の歌を聴いたあと、校内を(怪しまれない程度に)ふらふらと。各クラスともに創意工夫がスゴイ。各クラスごとに「換気の時間」もきちんと決められている。これもすばらしい。

卒業すれば、もう来ることもないな。ちょっと寂しい。

あの日に帰れる場所。



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梅雨末期 [ひとりごと]

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閉店のお知らせ

静岡を中心とする大雨被害、お見舞い申し上げます。

さっきネットニュースで熱海の大規模土砂崩れの映像を見ましたが、土砂崩れと言うより「土石流」と言ったほうがいいんじゃないか・・・鉄砲水のように土砂が襲ってくる・・・と感じました。
いち早く消防が駆けつけたようですが、多くの家屋が押し流された様子。救助作業するにも「二次災害」の危険があまりにも高すぎる・・・何とすればいいの?泥の中で救助を待つ人、泥を必死にかき寄せる人。なんと言ったらいいんでしょうか。言葉がありません。
避難勧告が出ていたので、避難してるはず。でも実際は20名近くの方と連絡が取れないと。
自然の猛威。予測できないだけに恐ろしい。改めて思いました。
一人でも多くの方が救出されるよう祈ります。

予測できるのに止めない災害。オリンピックという人災。こんなふうに書き込んで開催を非難する人は「反日主義者」なんだそうです>>阿倍理論
無観客の前に、「無開催」という選択肢を何故避ける?常軌を逸してる。
宿泊先から逃亡して、五輪参加資格を剥奪された選手。取材に行って、感染したTVクルー。「報道の自由を奪う行動抑制」と騒ぐメディア。
いや、平常時ならいいですよ。みんなが元気で、何の心配もなく開催できる環境なら。どこに行って何を撮ろうと自由でしょ。日本文化の奥深さと若者文化を大いに発信してください。世界に。
でもね、いま、平時ですか?まん延するウィルスの猛威が止まらない状況でしょ。
プレーブックの中身を理解できないなら来るな。その前に、そんな大会なんかやめちまえ。
と、オジサンは思うわけなのであります。

欧州のサッカー大会を受けてのWHOのコメントも弱すぎる。各国の寄付で成り立つ機関なので仕方ないでしょうけど、専門家なら鋭い指摘があってしかるべき。
できないのなら、できるようになりなさい。

梅雨末期の大雨被害が心配される中、TOKYO2020に人的資源を裂くのは間違ってると思う。
国民をなおざりにして世界の国からコンニチハ?
そう考える連中の方が「反日主義者」だよ。

ワクチンも準備できないこの国に何ができるというの?



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IT立国 [ひとりごと]

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補修済み 未交換

某国年金機構から「各種手続きを電子化してください」との電話があったのは6月。うちは「e-Gov(電子政府)」に登録してから7年目。「手続き、やってますけど?」と言うと、「でも直近の手続きが・・・あ、そうですね。電子決済されてます。これからも・・・」という途中で電話を置く。
ちゃんと調べてから電話しろ。ちょっとカチンとくる。

で、昨日は人の給料からどれだけ税金を絞れるか、と言う基礎資料を提出する初日。無論電子申請・・・なんだけど、1カ所、入力すべき識別記号が分からない。近くの事務所に電話し、たらい回しの上「こちらではお教えできません」と断られる。しかも無下に。ひどいなあと思いながらこれかなと思う数字とアルファベットを入力して申請。申請は受け付けられ、その約7分後に「差し戻し」される。帰ってきた「公文書」にはゴチャゴチャ書いてるけど、要はその不明な部分がNGな為、センターのPCが判別できず精査されないまま拒否された模様。

こうなれば・・・プリントアウト&郵送。一番確実。一応、事の顛末も書いて。「電子申請を推進するなら、きちんとした対応を願いたい。教えられないというのなら申請できない。猛省を」と添える。
・・・怒った地元の事務所が監査に入るかもね(笑)。来てもいいよ。何もないから。

電子立国、IT立国というのなら、まずは公僕に使い方と説明の仕方をちゃんと躾けてください。

そんなこんなで腹立たしい。まあ、どうでもいいけど。もう郵送しちゃったし。

万物は流転する(パンタ・レイ)。さっきいきなり思い出した、ギリシャ哲学のエラい人の言葉。
ゆく川の流れは絶えずして・・・と言った方もいらっしゃいますね。
何を考えていたときに思い出したか、と言うと、お隣(中国)のことを考えていたとき。本当に、ふと思い出した。学生時代(30年前)、いや、高校以前の話かなあ?万里の長城やその悠久な歴史、自転車の洪水、桂林の奇景の映像なんかを見ながら「彼の国に行ってみたい」と思った。友人のお父さん(地方公務員。今思えばアンチ共産主義)に、「何故?中国に行きたいの??」と問われたときに「あの人々の流れの中に自分の身を置いてみたい。そこから何が見えるか、何を感じるか試してみたい」と答え、半分呆れられた。
憧れの地も、今は「絶対君主による暴政」の最中にある。香港は潰され、次は台湾を取り戻すと宣言している。ほんの数年、人々がちょっと見ない隙に、権力者はその本性を現した、という感じ。
もう、憧れた頃の中国は、ない。長男君を助けてくれた中国の人はいっぱいいるけど、国という視点で見れば・・・大きく変貌を遂げた。たぶんアメリカも、この国も、流転している。変化している。
それが道理なんだなと。

少し悲しくなった。

昔はよかったね、なんて年寄りの戯言だと思っていたが、もう自分もその領域にいるんだと痛感。
パンタ・レイかあ・・・そうだよね。と、一人ぼんやりと。
流転の先が流浪なら困るが、繁栄に続きそうもない。独裁と孤立。覇権主義。
イデオロギー云々ではなく、プーさんの胸三寸。

四千年の歴史の中では、こんな時代もあるのかも知れない。

すべては変化するんだよな。本当。時代も国も。そして人も。


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