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合間 [ひとりごと]

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モデル料はビスケット1枚 

被災地に通っていた頃は、車の中に犬・猫用ジャーキーを助手席下に置いていた。
撮影の際、振り向くと犬!なんてことがよくあった。人なつっこい。元・飼い犬なのかな?
大丈夫だったかーと言いながらジャーキーあげて、カラダなでなでしてしばし語らう。
猫の時はそうはいかない。向こうが足元にじゃれてくれば喉をなでるけど、なかなか、ね。

今はどうしてるんだろう。元気ならいいけど。

声をかけた男性が、津波で家を失った。秋田犬を飼っていたが、つなぎっぱなしで離さなかった。置き去り。まさかあんな大きな波が来るとも知らずに。死なせてしまった。愛好会(秋田犬愛好会の全国組織)の仲間がしょげてる俺に子犬を世話してくれた。かわいいよ。まだ前の犬を忘れたわけじゃないけど。と話してくれたこともあった。犬好きの1人として、一緒に泣いた。

あのお父さんも、あの時の子犬も、元気ですか?元気なことを祈ってます。

冬型の気圧配置だけど寒さがそれほどない。どん曇り。日照時間はたぶんゼロ。
お使いとお使いの合間。新聞に目を通すけど、楽しいニュースは探してもあまりない。
コロナ禍、とひとくくりにしないほうがいい。大人の時間の進み方と、子供たちの時間の進み方は違う。
高校2年生、修学旅行を奪われたコロナ禍の2020年。
大学4年生、就活もできず、オンライン授業しか受けられず、東京から避難したコロナ禍の2020年。
それぞれが、それぞれの時間を過ごしている。長さも意味も重さもそれぞれ。

共通するのは「思い通りに行かない日々」を過ごしている、と言うことかな。

なんとか、ワクチンが功を奏し、治療薬が発見されますように。


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