まかせて [ひとりごと]
交通事故がなくなりますように。
友人の娘さんが免許取り立てのヤンキー鼻ピアス女の車に押しつぶされてからもう15年ぐらい。
多分生きていれば、もうすぐ高校卒業〜成人のはず。
ご遺体(布団)の上に置かれた「入園直前の園服」。その姿は、今も忘れられない。
憎むべきは「事故」。「起こした人」ではないんだけど・・・。
お取引さん。長年のお付き合い。新規発注ですべて「おまかせ」していたはずなのに、なんか・・・。
いかにも「仕様書を確認で送りました。その通りやってるだけです」という話し方に、長い間積み上げたものがなんだったのか分からなくなる。
はいはい。仕様書を確認していない私が悪いんですね。
そ。世の中悪いことはみんな私のせい。そういうことにしておけば、丸く収まるならそうすればいい。
信頼って、意外と薄っぺらい。全幅の信頼も、いざとなればカンタンに吹き飛ぶ。
相手が変わったのか、私が悪いのか。
なんかいやな気分。
そんな日も、いくつも乗り越えてきたっけ。
安心してまかせたのは、私の油断。
致し方ない。