旅立ちの日

昨夜、次男君が言った。「国民の義務」が一つ終わるね、と。
あ、教育の義務ね。と言ったらこう返してきた。
「保護する子女に普通教育を受けさせる義務の事だよ」。ちなみに日本国憲法第26条2項。
うーん。成長したのね。

で、今日がその終了日。卒業式。晴れの日。なんとか会社をお休みし、普段より早起きする。
持って行くものはパナソニックのビデオカメラ。リコーのGR。謝恩会用のα6300。
目立つのでフルサイズはお休み。緊急事態には家人のD5300を借りる。

大きくなったね。式の一連の流れの中で、しみじみと実感する。
隣では家人が泣いている。うんうん。頑張ったね。
父親は何もしてないなあ・・・と、ちょぴり罪悪感。

終わって最後のHR。先生は「初めての担任クラス。初めての卒業生」と言うことで、滂沱。
最後の最後に、全員で先生たちを囲んで記念撮影会。家人からD5300を借りて、椅子の上に立ち上がる。
いい具合に友人のお父さんが爆笑を引き出してくれる。十数フレーム撮った中の1フレームがヒット。
謝恩会までの4時間の間にネットプリント。全員にお渡しする。喜んでもらえたようだ。

義務教育が終われば、勉強するか否かは本人次第。親は別に関係しない。
勉強したいと言えば応援するし、学校に行かないのなら経済的に自立を促すだけ。
もっとももう高校合格が決まっているので、今後三年間は勉強する気らしい。

人生は自由。自分で決めてもいいことが増えてくる。

おめでとう。いらっしゃい。苦悩の日々へ。
楽しいだけでは過ごせない、悩みと解決、苦悩と青空の日々へようこそ。

まずは人生を乗り切るだけの体力と、希望を充電してくれ。