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7年9ヶ月 [東北太平洋沿岸]

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金魚でも飼おうかな

先日発見された遺骨が、DNA判定で人定され、今日ご主人のもとに帰った。
まだ(見つからない)の人には申し訳ないが、見つかってよかった。と、ポツリ。
40年連れ添った二人の再会は、警察署。

今更ながら、被害の大きさに驚く。
今日はあちらこちらで追悼の祈りが続く。

天災も人災も、ましてや戦禍なんか。世界から消えて欲しい。

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4割 [東北太平洋沿岸]

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想定外を想定する。
最悪の事態を超える状況を想像できうるのか?
毎日新聞の一面には、そんな「苦渋」が「4割」という具体的な数字になって書かれていた(10/11付)。

この裁判自体の必然性が理解できないので、ただただ苦悩だけが浮かび上がってくる。

自分自身の命を守る。それは、親が子に教えること。親の責任。
それ以上に大事な事があるんだろうか?

私には、地震が起きた「プレート」を相手取って裁判をしているとしか思えない。
責任を明らかにするためだったら、賠償金の請求は不要でしょう。
ずっと考えてるけど、訴権の乱用のような気がする。
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17年、7年半 [東北太平洋沿岸]

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植物は自由だ 
出生地の自由は担保される
でも移動の自由は制限されるようだ

北海道の「電力事情」で実感したこと。「再生可能エネルギー」は、災害対応には無意味ということ。
節電数値目標の「基礎」になる部分にも、電力会社が管理する「火力・水力・地熱」発電以外はカウントされていない。風力、太陽光など。原子力は論外。
風景写真家が嘆くほど「増殖」「繁栄」した太陽光発電(のパネル群)は、何の役に立つのか?
結局は化石燃料メイン。
考えるべきは、電力依存症とも言える現代社会なのか?

911からもう17年。憎しみの連鎖は今もなお、形を変えて存在する。

311から7年半。毎日新聞の「震災特集ページ」を読んで暗澹たる思いに。

どうすればいいのか。どうなっていくのか。どうすべきなのか。

何ができるのか?


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MIYAGI1951 [東北太平洋沿岸]

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MIYAGI1951〜米軍医のまなざし、戦後6年の沿岸部

上記写真展が せんだい3.11メモリアル交流館(宮城県仙台市 地下鉄東西線荒井駅舎内)で行われていました。たまたま出張で地下鉄南北線を利用した際、壁に貼られたポスターを見て「仕事終わったら行こう」と。お仕事終わり、南北線の一番端から仙台駅を経由して東西線の一番端まで。閉館時間、新幹線の時間を考えても、写真を見られるのは5分程度。でも・・・見て良かった。

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入るとそこには「震災遺構」。311はまだ終わりません。

写真展もそうですが、常設展示している復興への歩みも、是非ゆっくり見たいと思いました。
仙台にお立ち寄りの際は、ぜひ足をお運びください。 JIQ 拝

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行幸 [東北太平洋沿岸]

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何もなければ


今上陛下、皇后おそろいでの福島行幸。
昨日からの発熱もお構いなく、月命日に献花をされる皇后陛下。
深く思いを寄せる陛下。

閣僚で、今朝東北に思いを馳せた人はいるんだろうか?
昨日の新潟の結果を見てほくそ笑んでるヤツはいるだろうな。
結局はそんな程度。

エフイチの近くを通られた際、車速を落とされたとのこと。
眼下の黒いフレコンバックにも驚かれたのかも知れない。
ここか・・・との思いが、きっと大きかったのだと。

最近は、希望の声も絶望の唸りも聞こえにくくなってきた。
これが何を意味するかは、          。
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裁判とは [東北太平洋沿岸]

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なんとなく赤信号

訴訟を起こすんだったら、色々な考え方があることをあらかじめ覚悟しなきゃいけないと思う。
一方的な勝ち負けは、ない。
特に「自然災害」と「人災」の境目を見定める、という場合は。

大川小学校の一部の父兄が起こした裁判。市/県側が上告。ある意味当然だと思う。
原告代表の記者会見のコトバが未だに引っかかる。
そして、裁判所前で掲げる「のぼり」に対しても強烈な違和感を感じる。

何のための裁判か。
残された者が取るべき本当の行動とは。
裁判で争うべき「本質」とは。

原発事故とは違う。
自然災害に判例は通用しない。
ましてや、彼の地に立てば、「なんでここに津波が来たの?」と考え込んでしまう。

裏山より交差点。私見だが、生徒のことを思えばその判断は間違ってないと思う。
急な斜面、雪も一部残っている。
消防車が津波襲来を伝えたタイミングでは、どちらに逃げても・・・

時々、「そこまで言うなら、どうして学校に子どもを迎えに来なかったのですか?」と感じることがある。
あなたも「津波の襲来を予見できなかった一人」なのではないですか?と。
危ないと思ったら、仕事を放り投げても(もちろん、あの状態では仕事は続けられないし)迎えに行くべきではなかったのですか。

後世のために。教育現場のために。
そう思うのなら、お金を請求する必要はないのでは?
お金が絡んでなければよかった。亡くなった人の無念を晴らすためには、賠償金は不要。
あの世にお金は送れません。

怒りだけでは何も生まない。何も残らない。
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実際のところ [東北太平洋沿岸]

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どこで誰がどうやって作っているのかも知らず、消費される電気

企業のイメージを落とすことにつながるので、あえて社名は伏せて。

知人に福島への転勤の辞令が出た。3月のこと。
これに奥様が大反対。胸には3ヶ月になったばかりの愛息。
インターネットの画面を突きつけて「こんなに放射線が強い場所で子育てはできません」と。

職場の上司に相談。すると「近隣他県から電車1本で通勤する方法がある。君の家庭のような場合は、単身赴任手当を上乗せする形で転勤に納得してもらってるけど、どうだろう?」と即答される。
4月。家族で近隣他県に引っ越し、彼はそこから電車で福島へ通勤している。

別の大会社。一人は幼稚園児を抱える。もう一人は「妊活中」だった。
震災時、福島にいた。ところが、すぐに一人に辞令が出た。福島県外への転勤。理由は子ども。
もう一人は妊活を諦めた。そのかわりに昇進した。

どちらも世界に名の知れた大会社。
聞くと、「他社でもナイショで同じような規約、規則が運用されている」と。
線量が高いのは皆が知ってる。動植物の「遺伝子異常」もすでに報告されている。
それでも・・・国は根拠無く「安全」といい、避難指示解除の方針を変えない。

昨日久々に「森サン」をTVで見た。まだオリンピック委員会にいたんだ。
被災3県に聖火の展示を、と。2020の根本・復興五輪の意味を明確にするために、と。
復興大臣も諸手を挙げて賛意を示す。世界に復興した被災地を見てもらいたい、と。

実際のところは、どうなの?
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その後 [東北太平洋沿岸]

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2011年11月の1枚
ここから半島の先20分ぐらい行った場所で談笑した漁師さんの家は、無くなっていた

福島では役場職員も参加し不明者一斉捜索。
大きな手がかりは期待できそうにない。でも、待っている人がいる限り捜索は続く。
区切りなんてつけられない。

昨年は「その後」を見に行く機会が少なかった。
正直、辛い。
新しい建物が建てば建つほど、盛り土が、かさ上げが進めば進ほど。

自然に抗うことが、本当に「いいこと」なのか?
よそモンが考えても答えはない。それは十分分かっている。
でも・・・といつも思考がひっかかる。それは事実。

今も仮設住宅に、避難先にいらっしゃる人がいる。これも真実。6年10ヶ月。
放射性物質の半減期に比べれば、何と短いことか。
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6年9ヶ月 [東北太平洋沿岸]

所詮、金儲けの道具。利権の集中。震災も除染も。
ふざけんな。

実家の雪下ろし、取引業者にさせる 清水建設幹部が辞職

12/11(月) 12:48配信 朝日新聞デジタル

 清水建設は11日、東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業の責任者を務めていた同社執行役員(60)が、福島県内の実家の雪下ろしや草むしりを取引業者に無償でさせていたと発表した。役員は8日付で辞職した。業者から除染費用に上乗せしての費用請求はなかったとしている。

 清水建設によると、役員は土木東京支店副支店長の男性で、2015年1月に福島県内で空き家になっている実家の雪下ろしを業者に依頼。代金は支払わず、その後も今年4月までに計4回、業者が自発的に雪下ろしや草むしりをしていた。弁護士を含めた社内調査に対して役員は事実関係を認め、費用33万2千円を業者に支払ったという。

 清水建設は「不適切な行為が工事を所管する立場にいた者によって行われたことを重く受け止め、深くおわびする。役職員へのコンプライアンスに関する指導をより徹底する」とのコメントを出した。

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1並び [東北太平洋沿岸]

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寂れてきた

来週、平地でも雪・・・との予報で、タイヤを夏タイヤから冬タイヤ(スタッドレス)に交換。
これでいつ降っても平気です。
今シーズンも、そんな季節になりまして・・・

仮設住宅でも冬支度が進む。
2年の仮住まいのはずが、もう6年以上・・・
今もなお、多くの方々が生活している。

災害復興に関して、会計検査院から不適切、という審査を受けたところがあった。
交付金を申請する際の見積と、その後計画変更など余分にかかった分に相違があったという。
約7億8千万を市の税収から出資・返還し、改めて「補助金としての交付」を申請するという。

こういった「真面目な審査」を被災地ばかりに行わないで、大阪や四国の問題の場所、問題の人たちにも行ったらどうだろう?
おともだちはOKで、被災地はNGということもなかろう。
納税者からの理解を得るためにも、宰相は必要な説明を十分すぎるほど自ら行うべき。

まず自らを律してください。

皆様よい週末を。


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