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もう開花 [ひとりごと]

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この辺は、ホタテの貝殻がよく落ちている

東京で「開花宣言」。今年の桜前線は東京がスタート地点となった。
観測史上最速らしい。
お花見は・・・

仕事の途中にお花屋さんへ。一応、花束なんぞ予約してみる。受け取りはこのあと。お金は先払い。

各大学とも「新学期の授業は4月中旬以降」らしい。長男君のところも大学のサイトで発表になった。
卒業式があれば「桜の見頃」。入学式は「葉桜」が目にまぶしい時期だったのにね。
いろんな意味で、令和になった途端にいろんな事が起きる。
おまけに「コロナショックで内定取り消し」なんてことも。あまりにもひどい。
リーマンの時と構図は似てるけどね。

今年/来年の就活生はキビシイだろう。オリンピックがなくなればさらに。

私が就職したとき、バブルがはじけた。「ギリギリセーフ組」の一人。転職は失敗。
でも転職してなければもっと大変だったようだ。(その職場、解散になりまして・・・)
なんとなく、綱渡り人生。

出来レース。バッハさんが「WHOの勧告を受け入れる」と言った時点で。
阿倍さんがいくらWHOに資金援助しようが、パンデミックはパンデミック。
そもそも政治がスポーツに介入する必要はない。

世の中何があろうとも、見る人がいなくても、花は咲く。時が来れば。
潔いよね。
そんな生き方も憧れる。

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パン [ひとりごと]

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ドリンクホルダーにトマトジュース。健康的。
と思いきや、近づいてみたら「灰皿」だった。ポイ捨てはしない主義らしい。

夕方になって、急にパンが食べたくなる。
今日になって、Macの「timemachine」用のHDが認識されなくなる。あれ・・・?

初めての「テレワーク」。昨日はキヤノンSSさんと、今日はシステム屋さんと。
相手はそれぞれ別のソフト。こちらはSafari(Mac)とGoogleChrome(Win)。
キヤノンさんの環境は「音声は電話」。システム屋さんは「音声もPC」。

詳しい方は「あ、あのソフトじゃないの?」とお察しのことでしょう。人気のZoomではないです。

資料見ながら、書き込みしながら。確かに便利だね。相手にお茶を出さなくてもいいし。
本当に「ビジネスライクな」話であれば、十分。どんな遠距離でも、初対面でも。
でもシステム屋さんが言ってた。「東北のお客さんには受けが悪いんです。まだ「相手と会って話をするのが一番」という商習慣が根強いので」と。東京は今、来客を断ってモニタを介して仕事してますよと。

うん。会って話すのが一番と思ってる。今でも。それももう「古い商習慣」なんですね。
そう思うと、なんか複雑。便利なのは確かだし、メールや電話より確実なんだけど。
午後から来た保険屋さんとは、雑談できたけど。

コビッド-19はパンデミックらしい。金融市場は軒並み値下がり。市場も風邪引いたか?
リーマンぐらいまで下がるのかどうか・・・。

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9年 [東北太平洋沿岸]


吹雪だったなあ。寒かった。
この時間は UPSのバッテリーがいよいよ切れ始め、事務所のあちこちから「ピー ピー ピー」っていう音が鳴り響いてたっけ。
発電機もない。情報を得るすべがない。津波の話は次の日の朝に知ったくらい。

その代わり、星空は恐ろしいほどきれいだった。
小さなストーブを焚いて暖を取り、家族4人で早々に布団に入った。

翌日、津波で3台の車を失ったことを知らされる。同僚を迎えに一路、宮城へ。
高速道路は通行止め。300kmの道のりは一般道のみ。点灯している信号は2カ所だけ。
避難所へ。津波の爪痕を見る。水もまだある。学校の1階は浸水、避難所は2階から上。
薄暗い教室の、入口すぐにうずくまってるおばあさん。恐ろしさに引きつるような顔は、忘れられない。

月がきれい。

同僚は3人とも無事。通れそうな道を探しながら会社へ。翌朝、無事に到着。

しばらく宮城に通う。流された車を探して。瓦礫の中。半狂乱の若い女性が「うちの主人、知りませんか?」と泣き叫びながら抱きついてくる。物陰から人間の一部とおぼしきものが見える。近くの人たちに知らせる。近所の倉庫から、大量のカップラーメン、清涼飲料が流れている。道の真ん中に魚がいる。

お客様のところへ。津波が引かずにまだ入れない。

仲間が仕事中に津波に飲まれた事を知る。一人は配達中。一人は「家族が心配だから見てくる」といって海沿いの自宅へ。先の一人は行方不明。他の一人は家族と一緒に発見される。
仙台空港の近所にいた知人。自分の場所まで来るかと身構えていた津波が、1m手前で止まる。

ビデオ屋さんから大量に流出したDVDを拾い集める人。流れついたカバンを物色する人。
無人のコンビニに入っては何かを持って出る人。

分かってる。分かってる。仕方ないんだ。みんなが聖人君子じゃない。

瓦礫の中を、誰かの名をつぶやきながら。泣きながら。
電線の上に引っかかった毛布を、ただ見上げる人。
流れ出た車に「当社の所有です」と、社名入りの紙をガムテープで貼るT社の社員。

記憶というのは残酷なもので、忘れようにも忘れられない。

フジカラーのネガ袋。拾い上げてみるとネガシートにトリミングの指示がしてある。
色指定も。他の箇所にも、細かい指示。
空想の中でポジに変換してみた。いい写真だった。撮った人は?撮られた人は?

春のセンバツが中止になったという速報が携帯を揺らしている。同調圧力といってもいい。
無観客の相撲中継にも、なんとなく慣れた。

今日は風がすごい。朝から大荒れ。
でも、橋を通ったときに低く虹が架かった。すべては真実なんだなと。
痛みは忘れない。


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忙忙忙忙忙忙忙忙 [ひとりごと]

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前にも貼ったかも。

忙しい日々が襲ってきた。一応怺えたかな?

郵便局へ向かう道。灰色の、少し青みがかった煙が立ち上がっていた。進行方向右手。これから通る道。
なんだろね・・と思って近づいたら、いきなり「水柱」が数本立ち上がった。ん?
窓開ける。サイレンの音。あ・・・火事ね。

仕方ないので道を一本外して脇を通る。案の定、交番のお兄さんが通行止めのバッテンを出してる。
消防3台、救急車1台。
けが人が出なきゃ良いなと思いつつ通過。

夕方、溶け落ちた電線を張り直す工事。消防団も、消防もまだ警戒中。
ニオイが、すごい。
新聞によれば、4棟全焼。けが人無し。近所を走るJRの列車が通過できず遅れた、とのこと。

思いついて、色々残務。立つ鳥跡を濁さず。
世の中何があるかワカランからね。

それにしても、マスクがない。


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