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何となく月末 [Carl Zeiss(Contax)]

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ロボット兵のような・・・(天空の城に行ってみたい)

何となく月末。給料計算も一気に格闘モードへ。
いくつかのデータをそれぞれのPCから集めて(オンラインだけど)、組み上げていく方式なのでほぼ職人技。私が消えたらどうするんだろう?ま、それはその時考えるでしょうね。勤怠の「時間計算」だけは締め日(25日)の翌日じゃなきゃ出来ない。未払い残業は基本ない我が社。これを続けていけば、労基署さんから叱られることはないだろう。

メモ書き程度の一行メール。同僚の退職の日付が書いてあった。そっか・・・辞めちゃうんだ。残念。
考えた上での結論だから、自分自身の人生だから次の場所でも頑張ってください。在職中は無事故で。
そんなことを考えながら基本台帳に退職予定の日付を打ち込み。寂しくなるなあ。

お取引先の元担当さんから「欠礼はがき」。よく読むと愛する奥様が急逝された様子。
ようやく昨日、お水をあげることが出来た。
2時間ほど色々話す。何とも理不尽な話。自宅で一緒にビール飲みながら、「明日は焼き肉食べられるねー」と笑い合ってから60時間後には霊安室に。純粋な医療ミスもあるから、周囲は「裁判起こしたほうがいい」としきりと勧めたらしい。

でも、怒りの前に「ぽっかりとした穴がココロにあいてしまい」何も出来ず。
実はJIQさんに会いたくていたんです・・・何でも話せるから。と。
起こすんなら、県内で一番最適な弁護士さん紹介しますよ、と言ったところで何も変わらない。
あの明るい奥様が、そのまんまの姿で写真に収まっていた。残酷物語。

綺麗に写っている遺影というものも、考えもんだなと思ってしまう。

近所の写真スタジオに「終活に!遺影用写真の早期撮影はいかがですか?」という恐ろしいポスターが貼られていた。まあ、本人はそれでいいとしても、残った方はたまったもんじゃない。
逆に昔のように、結婚式の集合写真の顔に紋付きを合成したような白黒写真のほうがよっぽどいい。

何のタイミングか月命日だったので、じゃあ、これで奥さんにビール買ってくださいと少しばかりのお香典を置いてくる。「彼女が飲む前に、私が飲んで潰れますよ」それもいいかもね。とちょっぴり笑い合う。

始まりがあれば終わりがある。毎年そのことを年末年始に感じているはずだけど、人生はまだ続くと思い込んでるうちは本当の意味で時間を大事にすることなんか出来ない気がする。

何となく月末、そして年末。最期からの逆算を、そろそろ始めなきゃ。


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