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見る [Nikkor(digital)]

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美しい夕日の色は、多分一人一人違う。だからこそモノクロで。

D7000 20-35mm F2.8 F11

最近、「色を押しつける」ようなカラー写真(デジタル処理)ばかり見てきたせいか、モノクロのほうが安心する。できればフィルムで撮りたいが、暗室も半分「物置」状態。6×9のネガキャリアも買ったことだし、しばらくはフィルムに戻る予定。でも6×9のカメラってあったっけ??ま、今週中には(以下略)。

フィルムは2Bのみにしちゃおうかな。6×6、6×7、6×9の3フォーマット。ハッセル・マキナ・フジフィルム。
加えたいのは、ローライフレックス2.8Cのプラナー。Fを外すのは天の邪鬼だから。

内緒で機材の整理を。焦点距離がダブっているものや、撮影するたびに悩みが増えるデジカメ、など。
多分このお金でNikonのD810+24-120mmのセットを買えば、2Bのフィルムカメラは必要なくなる。
モニタ上ではなく、プリントすると。それくらいのクオリティーがあるもんな・・・。

作品を手に取ってみる、紙の写真集を買う。撮影した人のブログをのぞく、相手のiPadでブラウズしてもらう。
どうやって作品を見るか。最終的に紙にするのか液晶にするのか。

先日の書き込みで、ariariさま(弘前遠征お疲れ様です。家で寝てました・・・)から「みんながモニタの調整をしている訳でもないし」というニュアンスの書き込みがあった。プリンタとのズレも「当たり前」と考えちゃいけないと思い、キャリブレーターを購入したけどまだやってない(汗)。FlickrやInstagramが定着した今、酢酸の臭いを「懐かしいな」と思う人もどこかにいるはず・・・。

もしも写真展が、紙焼きからすべて4Kや6Kのモニタに取って代わったら・・・そのときはおとなしく時の流れに従いましょう。

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コメント 2

ariari

お疲れ様です。仕事さえなければ二日間ほど弘前や青森県内を回りたかったですが一日しかなかったので、突撃でした。往復B寝台だったので仕事も無理なくできてよかったです(笑)。
正しい色も、正しい階調もないことは、フィルム時代から当然で、使用する感材と印画紙の相性、ポジならば乳剤番号で色が変わっていた時代です。デジタルはもっと組み合わせが複雑なので、プロの仕事ではWBのマニュアルプリセットから始め、Adobe RGBで撮影、キャリブレーション済のモニタで色を合わせます。写真屋と印刷屋の違いは、RGBのままか、CMYKにするか。ここで大きく分かれますからね。
そういうことをデジタルカメラがこの世にうまれてきた頃から携わってきた自分にとって、正確な色と、自分の作品で出したい色との違いに混乱していました。
先日のニコンで行われた写真展への出品も、有名なプロラボのインクジェットで、サンプルも一度送られてきました。そこから細かな指示をしたものの、やはり会場のライティングを事前にチェックすべきでしたね。なんか、違うなと思ったり。
色の路は難しいですが、Xをメインにしてからは楽になりました。ヌケの良さは他とは比べるまでもなく、あとはどんな色も出ちゃうので。
しめしめです。
by ariari (2015-04-29 04:30) 

ジェイク(JIQ)

んー・・・難しいですね。

正しい色はなくても、ココロに記憶された色はあるはず。それを出すのが「プリンター(職業としてのプリント・アーティスト)」に仕事なんですよ。 とは、社会人二年目に、写真に絡む仕事をしたときにプロの暗室マンから聞いた言葉です。

商品写真なら厳密な色合いが要求されますが・・・色合いで売り上げが変わりますから・・・表現者としてのアマチュアカメラマン・写真家・フォトグラファーが自分の感動を他者に伝えることの大切さを考えなきゃなあと常に思ってます。

共感を広げるためにも。
切り取った一瞬を、今を共に生きる人たちと一緒に共有するためにも。
by ジェイク(JIQ) (2015-04-29 23:01) 

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