冬から春へ [Nikkor(digital)]
除雪費節減のためもあり、側道などのいわゆる「抜け道」系の道路の除雪は行われない。
雪が溶け始め、勇気あるランクルやSUV系のドライバーさんが「雪原突破」し、次にRV車、四駆車と道は広がり、最終的には二駆車、軽自動車と通れるようになり、春が始まる。
空は春の表情を見せることが多くなってきた。
スントのフレーズじゃないけど、騙されちゃいけない。この穏やかな空も週末から来週にかけては大荒れになる。
本当、騙されちゃいけない。
D7000 20-35mm
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基本、「自分のカメラを使いなさい。自分の「目」なんだから」というのが我が家のルール。
長男君、次男君にはこれまでそれぞれのキャラにあったコンデジを渡し、今はある程度慣れてきたのでソニーのαを渡してある。家人には、子供たちの成長記録用として「一眼レフ」を。フィルム時代はEOS、デジタルになってからはニコン(D7000+18-200mm)で撮ってもらっていた。しっかりと「一瞬」を撮るために。
ところが、子供たちの軽量小型のαを家人が使うようになり、ちょっと不機嫌だった私。それぞれの目なのに「人の目を使うな!」とキツくも言えず、どうしたものかと考えた挙げ句、誕生日も近いのでボディをD5500にリプレイス。確かに、シャッター音は・・・だけど、軽くてホールドしやすいし18-200mmとのバランスも悪くない。と言うことで、D7000はモノクロ専用機として私が使うことになった。
ニコンの「モノクロ」の絵作りは個人的には好き。いつもフィルター効果で「G(グリーン)」を設定している。コントラストもいい感じだし、何よりNIKKORレンズの性能をうまく引き出してくれる(ように私は思ってる)。
どうしてもフィルムで残したい時は車の中のF3かライカに手が伸びるけど、手軽に自分の気持ちを気負い無く表したい時は、デジカメは気楽でいいなと思っている。カラーもそうだけど。
昨日、美容院に行った髪型を今朝褒めたら「昨日何にも言わないから・・・ようやく気づいたの?今?」と家人からちょっとした突っ込みがあったが・・・彼女はまだ、自分のカメラが数日前から変わったことに気づいていない。
意外と記録的 [Nikkor(digital)]
昨日の暴風雪は「記録的」だったようで、近所でも色々混乱がありました。
写真は昨晩、帰る時の通用口の様子。建物の間を風がすり抜けるので、美しい雪の「吹きだまり」ができます。もっとも、このあとには「自家用車を掘り起こす作業」が待っています。
会社(県/市の工業団地)へつながる道も、普段なら大型トラック普通にすれ違いできる道幅が、雪の吹きだまりが道路まで突きだし、おまけに地吹雪も重なり、さらには中型トラックが道路から外れ田んぼに落ちたため大渋滞。500mを進むのに1時間ぐらいかかり、18:30出勤のメンバーから「会社の近所だけど、進まない!!!」という電話が。別の同僚からは「アパートの駐車場を出るのに30分かかった。信号も見えないし、何時に行けるか分かんないよ」という泣きの電話も。
近所のJRも早々と「運転見合わせ」が決まり、線路にも40センチぐらいの雪。
たまたま青森駅からJRに乗っていた甥っ子君は視界不良の「大徐行」と、途中でラッセル車の作業と重なり1時間遅れで最寄りの駅へ。その列車はその駅で運行打ち切りが決まり、その先へはバスで代替輸送。
うちは朝イチに「瞬停」(瞬間的な停電)があったものの別系統からの送電に切り替わり電気を使えたが、友人の自宅一帯では電線に倒木があり停電・・・ファンヒーターやFFストーブが使えなくなり大騒ぎ。
知ってる範囲でもこれだけの事があった。いろんな対応で結構大変な一日。
それでも徹夜の除雪作業が行われ、朝の出勤時には通常に近い時間で会社に到着できた。
何のことはない。雪国にありがちな一日。でも意外と記録的。
ニコンの防水コンデジの初出動となりました(笑)。