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七草 [ひとりごと]

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小さな つらら も ぶら下がり

七草。朝はご飯(米)を食べず、ヨーグルトとブロッコリースプラウト、トマト、コーヒーにゴボウ茶という「減量してます?」「どっかお悪いんですか?」と必ず問われるメニューで始まる。
減量もしてるし(気持ちだけ、ね)カラダも悪いとこだらけなんだけど、特に理由はない。
ので、七草がゆは多分晩ご飯に登場すると思う。例年通りなら。

中国では「朝はおかゆ」が定番だし、自分も朝は(レトルトの)おかゆで生きてた時代もあるので、体によいことは実感している。ただ自分で作るとなるとちょっとハードルが・・・。
ましてやサラリーマンの朝にそんな風流な食生活は望めない。タイム・イズ・マネーなのだ。

なので、夜、おかゆを食べられることをちょっと楽しみにしている。

うまい具合に今年は満月も重なる。天体少年的には「満月は今朝の8時7分です」と厳密に言いがちだけど、昨日の月でも十分満月と言ってもOKだし、陰暦で生活する皆さんにとってはやはり今日が十五日。昨日今日がクリスマスという国もあれば、全く違う時間が流れている国もある。
便宜的に世界標準時(いまは世界協定時のほうが多く使われてるかな?)を利用して時差を計算し、世界中どこに行っても待ち人と会うことができるようにしてある。グローバル化のいいところ、かな?

今はインターネット上の時間もあるし、衛星からの信号を受け取る機材もあるし、電波で信号を送りコントロールしている(されている)ものもある。日時計ほどの寛容さはないし、水時計ほどの優雅さもない。ブレゲが生きてたらなんと言うだろう?
それにつれて、人と人との関係も寛容性がなくなってるのは管理された時間のせいでもあるまい。

そんなことを考えながら最新の「ビッグ・イシュー」を読むと、改めて体感としての「時間」を考えることができる。150億年前の一瞬の、そのまた一瞬にも満たない話と、現在までの時間の流れ。
さだまさしじゃないけど、やっぱ天文学者になればよかった。今つくづく思う。

七草という風習が始まって、どれくらい経つんだろう。きっと長い時間がかかってるんだろうな。
そんなこんなを少し気にしつつ、大地の恵みに感謝していこう。
健康のために。疲れた胃腸のために。疲れるほど飲食はしてないけどね。

最近酒蔵から流れ出た商品が並んでるかどうか。いつもの店をパトロールしてから帰ろう。


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