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ご祝儀なし [GR(RICOH)]

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GRにライカレンズを求めてはいけない。ここは素直にM9+ズマロンを使うべきだった。

報道各社の世論調査。内閣支持率はそれほど高くない。平均すれば50%前後。
発足直後はもう少し「ご祝儀的な期待感」があるんだけど・・・パンケーキの時より低い。
派閥の泥沼も垣間見えたし、今は感染症対策の方が重要。そんな世論を反映した感じ。

未明の地震。揺れが3.11とは違ったので「津波はないだろうな」と直感。
震源地は岩手県沖。M6.0(のちに5.9に訂正)、最大震度5強という速報。階下に行き、テレビをつける。
3.11の「ぬるりとして、大きく激しい大きな横揺れ」とは違い、「硬い岩がはねたような、ガツンとくる縦揺れ」のため、電柱や信号機に被害があった。近所では犬が吠えた多程度。被害も無し。
体感は発表の震度より強かった。でもあの時ほどではない。
朝になり、友人たちからお見舞いメール。ありがとう。ご心配いただいて。無事です。

言葉は悪いが「慣れたモン」です。起きた時間が早かったけど。
社内もみんな、少し寝不足気味の一日。
こればっかりは、宅急便みたいに「時間指定」できませんからね。

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ノーベル物理学賞。気候変動に関する基礎研究。「ん?気象は地学じゃないの?」と最初は思ったけど、「地学賞」はない。風と海流の動き、温度変化・・・物理だね。流体力学とか、熱学とか。と言うよりも、ノーベル財団から世界の指導者への「警鐘」と捉えるべき、と識者たち。温暖化は人間が原因。それを明らかにするための今回の受賞なのかも。

でも日本で研究できず、アメリカの大学から招聘され、国籍も変更し、現在もアメリカの大学の研究者として活躍するかたを急に「日本人」に引き戻す、そんな「ナショナリズムって、どうなの?」と感じた。日本生まれ、アメリカ国籍の研究者、と書けばいいのに「日本人が受賞」と号外を出す新聞社に違和感。カズオ・イシグロ氏の時もそんなことを思った。偏狭な国。

十分な研究費も渡さない。工面もしない。そのくせ米中に移住して研究を続ければ「頭脳流出」と騒ぐ。「国益」なんて言葉を出す政治家も。米中には十分な研究費と最新の機器機材。環境は万全。
片や、ノーベル賞受賞者が「研究継続のための寄付を。1000円からでもいいです」とネットを使って呼びかける国。基礎研究はないがしろにして、成果だけを求める。根性が貧乏です。

引用された論文数(トップ10%の論文)は世界で10番目。G7中最下位(1位は中国)。
今回ノーベル物理学賞を受賞された研究は30年前の成果。今から30年後、日本はどうなる?
この国の資源は「人材」である、というのがまだ分かんないかな?先進国は、地下資源など何かしら他国に誇れる資源も持ってるけど日本にそんなものはない。唯一、「人間」が「資源」だったのに。

気づいてくださいよ。


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