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e-Gov [ひとりごと]

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小さな向日葵

e-Gov。電子申請のプラットホーム。もう使い始めて6年ぐらいかな?
各種届出も机の上でサラサラとできちゃう、と言うのが「売り」。
政府が目指す「電子政府」の一環。

最近は受付直後の審査をコンピューターが行う(電子審査)。昔なら「ここ、チェックはずれてますよ。つけときますね」なんて電話でのやり取りもできたけど、現在は「返戻」という烙印を押されて受理さえされない。審査に要する時間は(経験した中で最短)申請ボタンを押してから3分半。
理由書を読むと「それくらいねえ・・・」と思う内容だけど、たぶん今までの電話対応すらも面倒になったんでしょう。これが俗に言う「働き方改革の一環」というやつか、と納得する。

訳がない。「これさえチョイとやってくれれば問題ないでしょ」と、杓子定規な電算システムに文句を言う羽目になる。まあ、申請者のミスと言えばそうだけど、このへんの柔軟性が欲しい。

3回目の申請(2通あるから合計6回)。「返戻」の理由すら意味不明。仕方ないので探り探り作成。
1通はようやく審査がOKとなる。もう1通はまだ返事が来ない。
もっとも、申請の理由も複雑怪奇なので受け取った側でも困ってるのはよく分かる。
でも頑張れ。君は公僕。僕は善良な第三者。どちらにも非はない。それが仕事だ。

ベラルーシの選手、出国しましたね。ご主人も「亡命するよ」という電話から30分ぐらいで飛行機に飛び乗って出国したと。一部、残された家族親族がいると言うけど・・・。
同国の海外活動家がジョギング途中で殺害された。独裁政権の何と恐ろしいことか。
日本政府にもベラルーシ側が圧力をかけたと報道されている。(同時に、「IOCは何もしなかった」とも)
飛んでる飛行機をも行き先変更させる国。どうなんでしょうね?

政府の「入院のルール」変更、批判が上がってますね。当然です。
実はちょっと変な角度から考えていた。なんでそんなに入院させるのがイヤなのか、と。
そこで思い出したのがパンケーキの座右の銘「自助・共助・公助」。ああ、これか・・・。

つまりは、「日本はロックダウンできない。だからCOVID-19に感染して重症化したくなかったら、自分で自分の行動を制限しなさい。国はそこまで責任持たん」という裏メッセージ。
全員が全員とは言わないまでも、行動制限の範囲を超えた方々が感染のリスクが高いと言われる。
なら、感染したのは「自業自得」と捉えて自宅で我慢しなさい。中等症程度まで。という「冷徹な内閣総理大臣のメッセージ」と言えると思う。オミ先生も「相談なかった」と言ってるし。

彼にとっては「理にかなったトリアージ」なんでしょう。
ただ、変異株とワクチンとの戦いも、若干ではあるがワクチンの分が悪い。感染を100%押さえるわけではない。かかっても重症化させない、というライン。
となれば、一人一人が自分の行動に責任持つしかないか。という論法も考えられる。

これには大きな矛盾があって、それは「ふんだんにワクチンがあって、打ち手もいて、会場も完備されているし、接種がかなりの範囲まですでに及んでいる」という大前提がなければ、パンケーキ理論は成立しない。成立条件が揃わない。成り立たない無理筋の話。
それをろくな説明もなく決めてしまうところが、この政権のアキレス腱。と、見た。言葉足らず。

電子政府の対応と同じ、杓子定規。人間としてのぬくもりも感情も感じない。
相手が「血の通った人間」であることを「大前提」にして、対応して欲しいなと切に思ったりする。

4166。過去最多。


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