気がつけば

日照時間が短くなってきてるんですよね。秋冬に向かって。
しかしながらこの暑さは何でしょ？
明日から家人と二人の息子は京都旅行ですが、向こうの最高気温を見ながらため息ついてます。

国会で、恐ろしい話が。
「文法上は、核兵器の輸送も（この法案では）可能」という防衛大臣の発言。
ヒロシマ・ナガサキを控えたこのタイミングでは聞きたくなかった言葉。
憲法第九条・集団的自衛権の「見解」を一政権が「解釈変更」したように、「非核三原則」もたやすく「解釈の変更」が行われることでしょう。
広島、長崎の市長さんは、海外に向けてではなく、日本政府に向けて「警鐘」を鳴らし「警句」をぶつけないといけない、そんな70周年になりそうな気配。

70周年談話も発表のタイミングが明らかになり、どんなないようになるか近隣諸国が見つめるところ。一波乱無ければよいが・・・。

結局、外交下手が原因となって今回の法整備が必要になっている気がしてる。
敗戦から70年。侵略の歴史からも七十有余年。日本の外交の結果がこれ。
昔は「国家試験」と「外交官試験」は別枠にされるほどだった。だから、自分が学生の時も「よっぽどの知識・語学力・大局的知見がないと無理な専門職」なんだなと思ったもの。
ふたを開ける前に、何となく・・・。

気がつけばアジアの異端児。

さだまさしじゃないけど、この国は途中で道を間違えたようだ。
どの辺で間違えたのか、それを70周年談話に盛り込んでくれればいいのだが。

対話（外交戦）で解決できるなら、件の法案を急いで可決する必要は無い。
解決の著にもつかないから、中韓が騒いでいる。
もし本当に法案を成立させて「抑止力」として使わなきゃいけないのなら、
もっと丁寧に説明する努力をしないと。

石垣市議会の決議文を読んで、少し考えが変わる。
最前線では、本当に恐ろしいことが日々起こってるんだ・・・。
大学時代の後輩が住んでるけど、大丈夫かな？？