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桜櫓館の銀杏 [Carl Zeiss(hasselblad)]

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夕暮れ時。郵便局に92円切手を20枚ほど買いに行く。
その昔、ここが町制から市制に代わる時、最後の町長が「これからどうなるもんかなあ~?」と考えを巡らせた私邸(現在は国登録有形文化財)。安土城を模したと言われ、二階の屋根をぶち抜いて四面をガラス張り(窓です)にし、狭い間取り(京間で3畳ほど)に憂士とともに町を眺めつつ、未来を語ったと言われる。
移築して少し場所が変わったものの、元は佐竹藩の出城(桂城:昔は「かつらじょう」、今は「けいじょう」と読みます)があった場所。市内では唯一文化的・歴史の匂いがする場所の銀杏がいい感じに黄色くなっていた。
「やはりハッセルでしょう!」と、500C+P80mmで1枚。


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マガジンは「12」に。あと1枚なら・・・と、SWC/Mにマガジンを付け替え、広めに1枚。
うん・・・いい感じ。と思いながら、巻き終えたフィルムをラボに持っていく。「なんですか?それ」と言われたのはこの時のこと。

さて、ここからが「現在の悩み」。
昨日は「結構いいです。エプソンの新しいスキャナ」(GT-X980)と書いたものの・・・実際の所は、抜けが悪い。理由はフィルムの平面性を高め、ついでに「ニュートンリング」の発生を防ぐためにガラス以外の素材をつけたフィルムホルダーにありまして・・・。他のコマもそうなのですが、抜けが悪い・・・スッキリしないんです。
発売日翌々日には「ドライバ」が更新されたので、多分この抜けの悪さもソフト的に解決できると期待はしますが、今のところは補正をしても「普通のプリント」に負ける状態です。クリアさ、では。

モノクロ現像をされる方には、「フィルムベースの色が、ネオパンかトライXかの違い(0.5号程度)」と言えば分かりやすいかも。TX・イルフォード系が好きな私にはちょっと苦手なベース色です。

80mmで撮った写真は補正なし、SWCのほうは少し補正してますが、オリジナルにはまだ遠く・・・。
うちに帰って今度はフィルムスキャナでスキャンしてみます。

と、スキャナのせいにするのはよくない。お前の腕が悪いんだ・・・と言うのが実際のところです(涙)。
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