カタチ

営業中

今日もせっせと野良仕事。ではなく、事務仕事。
巷では休日らしいが、ここにはそんな情報は今のところは入っていない。

郵便局の帰り、数軒の軒先に日の丸。やんごとなき人の御生誕の日と知る。
白地に赤はこの国を表すカタチであり、それを掲揚することは祝賀のカタチらしい。
その昔は「錦の御旗」と呼ばれていたという。戦時中には派生形も誕生し、今も公式に海で使われる。

では、この国の人々の「カタチ」は？ひとそれ千差万別。それは当然のこととして。
世界地図を開き、ぼんやり眺めてみる。小さな島国。その上に一億人ちょっとの国民。
自由を謳歌してますか？楽しんでますか？空を見上げてますか？
ロケット砲が飛び交うことがない空。気球は時々来る。たまにミサイルの残骸が落ちるけど。

西と東。北と南。右と左。上流と下流。居心地のいい場所は見つかりましたか？
現在から見る、過去と未来。どちらが楽しそうですか？
「何者」かになれそうですか？もうなってますか？諦めましたか？もがいてますか？

最近世界の動きが激しすぎて、理不尽すぎて、身の回りがザワついていて、ちっとも落ち着かない。
今の自分のカタチは、かなりいびつだろうな。
それでも自分からは逃げられないし、何かがそれを阻んでいる感じがする。

この国のカタチって、どうなんだろう？同じようにかなり不可解なものであるような気がする。
正邪清濁混濁し、無理矢理飲まされているような日々に、従うべきか、一矢報いるべきか。
時の流れは川の流れにたとえられるけど、流れる場所、季節によっても大きく変化するだろう。

水のごとき。そうありたいと言う人もいる。怒れば水蒸気となり、時には氷塊にもなる。
分子式は変わらなくても形を変える。見る人によっても評価は違う。
それでいいのかもしれない。

世界を不安定にしたのは、トランプではなく売電のような気がする。売電の電撃訪問。電気だけに。
自由主義と権威主義。一方的に善し悪しを決められるものじゃない。
そこには人々がいる。歴史やバックボーンも違う。一緒に語れるものではない。
国連では今頃「多数決の数字」を気にするロビイストが活躍中だろうけど、簡単なものではない。

これ以上の死者を出さないために停戦を。双方無条件に。現状のままで。
双方飲めないでしょう。飲ませるためにも、米中が手を取り合って説得する。
「支援」という名で参戦している国も。あなたの送ったお金で命を落とす人がいる。
私も当該国の在日本大使館に寄付をしたけど、確実に「人道支援」に使われたかは分からない。
他方の国の、罪なき若者のこめかみを打ち抜いた銃弾になったのかもしれない。

政治体制の東西で、急速に変わった地球のカタチ。地勢図。
ISSの「きぼう」から眺めれば、いつもと変わらず「丸い地球」なのにね。
宇宙飛行士になればよかった。さだまさしの唄のように。

5月、可能であれば　G7プラス「2」の開催を日本で。ロシア、中国の参加を。
世界の片隅にいる頓珍漢が望む、相互理解への早道。
民間交流だけじゃ時間が・・・トップが会えば、話は早いはず。何故できない・・・？

不信があるからこそ、胸襟を開いて。

数日前の「電撃訪問」の際、彼の国に「核のボタン」が存在したと思うと矛盾の螺旋に飲み込まれる。
戦術も戦略も、言葉の違いだけで「核使用」には変わりない。
「はだしのゲン」を参加国分翻訳して配ればいい。
それで何も変わらなかったら、改めて考え直すといい。今後の世界のカタチを。

なんてね。

精神的にかなり参ってるな。少し休みたい。プーケットあたりで。
行ったことないけど。