怪物だーれだ

父の遺品　毎年初夏を教えてくれます

土曜のブログでは「2本立て」いけると思ってたら、土曜と日曜の「その部分」だけ上映時間がずれている・・・今から出ても2本は無理？とは思ったものの、一番観たいほうを先に持ってくれば車で行っても間に合うと分かり・・・出発。

コンビニに寄る暇も無く、車内には飲み物もなく。とりあえずフリスクで自己給水（？）。
予約のQRコードをポケットに突っ込み、工事規制の高速をひた走る。捕まらない速度で。
予定時刻の15分前に到着。目の前にビアガーデン・・・ここは駐車場だよ。

ホットドッグに烏龍茶Lサイズ。空腹を満たすセットが出来上がる頃、上映開始三分前。
席は予約済み。後ろの通路側。隣は空席（後部のみ規制が続く）。
映画泥棒のCMを観て、ホッとひと息。間に合ったみたい。

観たかったのは「怪物」。宣伝（公式）サイトも見てない、事前情報は「教授の音楽が使われている」事だけ。まっさらな状況でスタート。
物語の始まりから終わりまで、どこを話しても「ネタばれ」になっちゃう、凝縮された作品。
脚本の段階では、「まともに作れば3時間超えの大作（是枝監督。ビッグイシューのインタビュー）」を2時間ちょっとに詰め込んだワケなので、濃縮された密度の濃いストーリー展開。

見終わって一番最初の感想・・・「哲学の講義を受けたみたいだな」・・・。
ない脳みそがフル回転しているといいのだが、フリーズしてる。何とか溶かさなきゃ。
ダメ元で購入したお気楽な映画、あ、上映間に合いそう・・・シネコンの素晴らしさ。
「怪物」-トイレと水分調達-6番スクリーンへ滑り込み、セーフ。今日2度目の「映画泥棒」鑑賞。
分かりやすい作品で脳を溶かす。こちらの映画は開始7分頃にエンディングが分かる。
「怪物とは？」を考える時間になる。ま、それなりに面白かったよ、広瀬さん。

うちについたのは久々の「午前様」。是枝さん（というか、脚本の坂元さん）の黒魔術が解けない。
湯船に浸かりながら、テレビ観ながらも謎解き。26時を回り、とりあえず就寝。

日曜。そういえば最新の「ビッグイシュー（456号）」の巻頭インタビューは是枝さんだよね、と思いだし、2度読む。そっか・・・。多分これがなかったら、「難解な映画、何故カンヌの脚本賞なんて獲るの？」で終わっていただろう。ありがとう！ビッグイシュー。

もう一度、いや、何度か観たいな。BDできたら買うと思うし、テレビでやるなら絶対観る。
もし、よかったら皆様も是非劇場へ。
タブレットや普通のテレビサイズでは、見落とすところが多すぎる。是非スクリーンで。

今もふと思う。さっき放送されたニュースは誰の視点？本当なの？って。

今月初めのUFOの墜落事故。3ｍぐらいの宇宙人と遭遇と海外ニュース。天文学者による「流星観測」データもあるから多分本物でしょう。
矢追さーん。出番ですよー。「怪物だーれだ」