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12年 [ひとりごと]

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まだまだ冬のなごり

12年前の3月10日。それほど忙しくはなかったんだよなあ。東京出張からの帰り道。
時間があったんでテレビ朝日の社屋でぼんやり景色眺めてた。そしたら、小さな揺れがあって。
新幹線、遅れなきゃいいなと考えてた。
芸能人とは会えなかった。ちょっと残念。

祥月命日忌逮夜。今夜は犠牲者の皆さんに祈りを。十三回忌。

人の記憶は時間と共に移ろう、だけではない。色濃くなることもあるんだなとしみじみ。
いくつかの忘れられない出来事は、消えないほど刻み込まれた。
そのうちの一つが、明日、12回目の当日を迎える。

東北も変わったよ、と報告したい人は今はいなく、あの時お世話になった人々も心で想うだけ。
連絡が途絶えた友人も、まだ折り返しの連絡は、ない。
「風の電話」で話をしたから、こちらの用件は伝わってるはず。「無事でいろよ」と。
電話先にいなかったかな。それならいいけど。

心を壊した人も多い。事実。東北人の多くは。「3.11」という文字列に機敏に反応する。
仕方ないよね。千年に一度なんて言われても、なんで今なのと恨みの一つも唸りたい。
物事に「絶対」はない、ということを知らされる明日。

その前日には、そんなこと全然考えてなかった。普段の日常が続くと思っていた。
単なる幻影、希望的観測に過ぎないことは身をもって実感した。

北海道・北東北沖の断層が動くかもしれないという研究データ。
かさ上げした大地も、前回よりもひどく津波に飲まれる予測が出てる。
南海トラフ。こちらも起これば被害はさらに甚大に。

そんな中で生きてることを、普段は考えないようにしている。絶対的な悲観主義しか生まれない。
でもまあ、地球の歴史から見れば、小さな小島が姿を消すことぐらい、どうってことない。
万物は流転しますね。確実に。これは変わらぬ真実。

最近、身の回りで「Nikonに宗旨替えする」現象が多発している。はて・・・。しかもミラーレス。
純粋に画像のキレからすればNikonがいいのはロバート・ダンカンじゃなくとも知っている。
三木先生だって最初はCanonに連れて行こうとしたら断られ、大井町に行ったんだから。

モニタ上で見る限りでも、シャープなのは分かる。Canonよりは光学性能は段違いで高い。
でもそれ、デジタルで競う必要ある?とは友人の言。撮像素子が得た情報で画を描いてるだけ、と。
RAWで撮ってソフトで修正すれば、なんとでもなるよって。まあ、そうだけど。

デジタルでは「情念」は写らないよ、と。そうかもね。

WBC、中国選手のホームラン、すごかったなあ。
今日の韓国戦も、アマプラで視聴します。映らないので。不便だなあ。
ダルの活躍を期待して。


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