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看板倒れ [ひとりごと]

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戦争でも起こるんですか? それとも百姓一揆の予兆でも

看板だけなら何とでも書ける。実際何をした?あんだけ恥かいて。地元のこっちは大迷惑だよ。
まあ、関係ないけど。

選挙日程が決まりましたね。センセイたちも秘書たちも大忙しの毎日。
解散で突然、ということがなかっただけよかったんじゃないかな?地元選管も、看板屋さん、印刷屋さんも。
じわじわと各方面から圧がかかってきてるし。あまり気にしてないけど。人物重視なので。

仲のよい友達も、何人か地方議会の議員をやってる。同級生は国会議員やってたけどクビになった。
後輩はとある議員の第一公設秘書時代利益誘導しちゃって逮捕されるし、先輩はいきなり出馬するし。
確かに大事な仕事だと思うよ。まあ、向き不向きもあるけど。地方も国政も。
何のために?という一点だけ狂わなければ、役には立つから。

同い年の写真家さん。売れる前から応援してた。本買ったり、ポストカード買ったり。
ようやく売れはじめ、各種写真雑誌にも名前が出て、メジャーな賞をいただいたり。
写真館を作り、たくさんの人たちのシアワセを写し撮っていた。
家族も大変な生活から脱出し、いい車にも乗れるようになった。
が、突然「出馬」。あなたが地域に貢献していたのは、票集めの下準備だったんですか?って話。
その日以来、連絡はしてない。サイトも見てない。名前も忘れた。
写真への情熱だけを応援してたんだけど。欲しかったのは名声だったのかな?

夢ばかり追っていて、応援する人が配偶者となり、家族が増え、食べれるようになり、人気も出て、名も通り、賞ももらい、一国一城のあるじとなったまでは、「応援しててよかった」と。
人生の岐路で、彼なりに考えたんだろうな。このままでいいのかなって。
地方とは言え議員だから、食い扶持はある。写真家も続けられるだろうけど。

その後、写真業界で彼の名前は見なくなった。

その人の人生だから、自由っちゃ自由。でもなんか、青春時代の「熱い目標」が年齢とともに変わるんだなと言う現実がなんか寂しかった。自分の夢も、彼の中に見てた分喪失感もあった。
でも、その人の人生。他人がとやかく言う権利はない。

今の自分もそう。青春の誓いのまま走ってますか?と問われれば逡巡はする。
見る人が見れば、「可哀想なほど変節したな」と思うだろう。
襲ってくる変化の波の中で「角張ったまま生きる」のは、案外難しいんだな。

今日、二十年来の仕事仲間に冷たく電話を切られて、「今まで何やってたんだろう」と感じる自分がここに。分かる、相手の立場も。だから何も言わない。電話はあとしないと思う。
今までありがとう。お元気で。そう思う事にする。

北東北は良い天気。中秋の名月はきっときれいだろうな。
天キチとしては「実は昨日の月の方が、より丸かったんですよ」と小声でつぶやこう。日本での「天文学的月齢15.0」は今日の午前8時半ちょっと。つまり、すでにまん丸から欠け始めてる。
そんなこと、気にする人はいないよね。それでも地球は回っている。昔から言われてる。

今日は家族でお月見予定。一首(一句)詠みますかね〜。風流だね。

アメリカと東京で、空を見上げる人もいるんだろうね。来週初めには帰国するみたいだから、逢瀬を楽しんでください。なんて、気軽にはできないのが可哀想だけど。
前評判が高すぎると、何かと大変です。看板倒れにならぬよう。


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