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31年ぶり [ひとりごと]

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引率の先生と子供たち

東証の日経平均株価(NIKKEI 225)の終値が31年ぶりの高値だったそうだ。
バブル最終年度の大卒生としては「あの頃の好景気に戻ったの?」とちょっと首をかしげたくなる。
が、「景気」はもともと「人々」「経営者」「世の中」の「気分で決まるもの」だから、コロナ禍が、とか、実態経済は、とか、難しいことはちょっとだけ置いといて(無責任)、素直に喜びたい。

元々就職したところも、転職した今もバブルとは「縁もゆかりもない」淡々とした場所(職種)なのでさほど実感はない。もっとも、新入社員に3万円持たせて「タクシー停めてこい!」と言った気前のいい上司も今はどうしているか分からないし、もしかしたら東京はここより賑やかなのかも知れない。

実際のところは「いい話」は聞かない。友人知人の勤務先も、大きいとは言えそんなにいい感じはしない。でも儲かってる会社は(いつの時代も)あるんだろうし、不景気風のおかげで繁盛している職種もあるのかも知れない。
でも今回の株価上昇の「引き金」が「現政権退陣」というのがなんとも皮肉だなと思ってしまう。

「ワクチン接種」も進み、国民の半数は2回の接種が終わったという。無論、思想信条宗教的、健康上の理由で接種できない方もいるでしょうけど、重症化しない(といわれる)人が増えれば、当然医療機関にかかる負担も少しずつ軽くなるはず。ますますワクチン接種が進み、抗体カクテル療法が身近になり、年末とも言われる待望の「飲み薬」が承認されれば経済活動も「リベンジ消費」の波がやって来る。みんなが待ち望む瞬間だ。食べて飲んで旅行して。溜まった鬱憤も貯まった貯金も一気にパーッと!
もっとも「密を楽しむ」のはもう少し先かも知れないけど、密にならない程度なら自由になる。はず。

その時は、まず一番大変だった「医療従事者」の方々に国費で温泉旅行をプレゼント。病院は地域で時期をずらしながら1週間の「有給休暇」。子供たちにも運動会や各種大会を盛大に開催してもらい、思い出を作る。行えなかった修学旅行も、延期になってた結婚式も。そうなるといいな。
無駄な移動も増やして、オンライン勤務も授業も一時ストップ。出張や対面授業を再開して。いいぞ!
2年分の新歓コンパや卒業旅行も解禁。夢のような世界。

そんな日が早く来るように。その日のために、今は行動自粛。

遠方からお客様。熾烈な競争を勝ち取り、ようやくワクチン接種の日程を確保できたという。
やはり都会は大変だ。自治体にもワクチン不足の影響が出てる。田舎でも、うちの近所の市では予約を一時停止。理由は「ワクチン確保ができないため」と新聞に。
担当大臣は自分がやったかのように自画自賛してるけど、大幅に遅れているのは確かだし、不足してるのも事実。責任は「退任する人」がすべて背負って行くのかと思うとチョッピリ不憫。

「中の人」から聞いた話では、ワクチン確保はある意味「政治的な問題」だったと。分配も。
政治力学がそこまで働くか・・・。
いつの時代も、あんまり変わんないね。


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