ブックマーク

つい先ほど

数年間（10年近く）毎日クリックしていた「ブックマーク」を一つ、削除。
理由はカンタン。写真家・写真館経営者という「二足のわらじ」に、公職選出馬が加わったため。
すごいアイディアだなあと感心していたブックレット（購入しました）も、今考えると「売名」行為。

数年前から売れっ子の写真家さんで、いろんな雑誌にも掲載され、写真館も順調で、それこそ12年ぐらい前にメールのやりとりをして「お互いしょぼくれない40代になりましょう」なんて言い合って、出す小冊子やポストカードなどは欠かさず買っていた。
写真家として認められて、密かに喜んでいた。たとえ、名前を忘れられても。some of themだから。

でも、公職に出馬となれば考え方は変わる。どんな小さなエリアの公職でも、ついてしまえば「権力」を手にしたことになる。写真の本質は「反権力」。真実を写し出すところに、僕は意義を感じる。
だから・・・権力とは与しない事が僕の応援のしかたなので、お別れ。

当選するかどうかは分からないけど、直前に作った素晴らしい内容のブックレットも作戦だったと思うと、胡散臭い感じがする。写真も素直には見られない。
地域をよくしたい、という高尚な思いでいられるのはほんのわずかな期間。いろんな人を見てきたからよく分かる。
なんかさみしい思いを感じている。無論、その人の生き方を否定はしない。

でもあれだけ苦労して写真家さんになったのになあ。
微力ながら応援したのになあ。
でも、なんくるないさあ。