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プチ里帰り [ひとりごと]

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ユネスコ無形文化遺産(「山・鉾・屋台行事」)

日曜日。タイミングも良く父のふるさとの祭りの日。
小さい頃はこのお祭りを楽しみにしていた。
反面、この日が終わると「夏休み」も終わりだったので、宿題できてないと毎年泣いていた。

北国の短い夏。

人混みの中に亡き父の姿を探したけど、観光客や海外のお客様がたくさんいて、地元の人になかなか会えず。
各町内に山車が帰れば、そこには地元のみんなが集まる。
でもそれは真夜中のこと。朝4時の「朝詰め」に向かい、熱気が殺気に変わる。

観光向けの「お祭り」がこの写真。で、神事(祭事)としての「祭」は撮ったことがない。
興味本位なら何も撮れない。「写る」のと「撮る」のでは意味が違う。
この地域の血が流れてるとは言え、普段は余所者。入る隙はない。

いつでも昔に戻れる。あの長い坂道を上り造り酒屋と醤油屋さんを過ぎて、井戸水を飲んだら急坂へ。
登り切れば、階段を上れば、おばあちゃんや酔っ払った父がいる。
綿飴を買って帰らなきゃ。
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