切株

苔むす。
この状態の切株は、生きているのか？もう死んでしまったのか？

もし切り株の脇から小さな木の芽が出てー天に昇っていくようなら「根」は生きてます。切り株も生きてます。
そんなそぶりが見えない時は、「生命」としての樹木は「死」となりますが、建設や造形物として新たな加工が施されれば「第二の生」が始まります。この場合、一度目の人生よりさらに長く「生」が続きます。
それが終われば、あとは薪として。燃えて終了です。

樹木や植物の中に「生命」を見いだすのは、きっと人間の「憧れ」なのかも知れません。

身辺穏やかならぬ状況が長く続いていて、あまり楽しめない歳月が流れております。
どこかで「ポキッ」と折れた方が楽かな？なんて思ったりもしますが、もう少ししぶとく粘らないと。
息子たちが大学出て、安定すればあとはいいかな。

さっき郵便局にお使いに行ってきたら、田んぼには大勢の白鳥たち。
二歳児（まだ少し首から上が「みにくいアヒルの子」状態）も結構混じっていて賑やか・・・というより、食事に夢中。
ざっとみて100羽/6グループぐらい。まあ、飛び立ってみてから「グループ替え」もあります。
カモ（か？ガンか）のグループも移動が重なり、それはそれは賑やかな上空です。

気を遣ってか、この時期航空自衛隊は訓練飛行を遠慮してくれます。
バードストライクも大変・・・
訓練コースの下にうちの町があるので、すごい時は超低空（ドライブレコーダーに写るほど）・超高速で飛んできます。
同じ空を、今は白や黒のV字飛行が数多く見られます。

自衛隊を「我が軍」といい、「軍隊である」と追認するエライ人たちを尻目に、鳥たちは国境を軽やかに越えていく。
プーチンさんへの親書でも持たせたら如何？