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穏やか [Leica( + α 7 II)]

DSC00021.jpg


穏やか。この二日間の積雪は雪の層の上部二層分。溶けて圧縮されるので、積雪としてはほんの少し。

フォトショップエレメントだけで出したモノクロ。ちょっと物足りない。
レンズのクセは「明るさ・コントラスト」調整で吹き飛ばしています。本当はもっと重厚です。

カラーで載せてみると

DSC00022.jpg


こんな感じ。


全日本写真家連盟の会長、写真家の田沼さんは「(最終的に)プリントしなければ写真とは言わない」と。
この言葉、以前ariariさんが「最終的にはプリントしてどうなるかを考えながら(画像)処理してるからね」と言われているのと一緒だった。
行きつけの写真屋さんも、「みんな画面の中だけで満足してる。おかしな話なんだけどね。プリントしないと何も始まらないのに」という話をしていた。

今は「イヤーアルバム」のように、プリントを通り越してカンタンに写真集を作れる時代。
デジカメのそのデータ、潜像(というか、ゼロと1の集合体)のままでいいんですか?

モニターでの等倍鑑賞も否定はしないけど、プリントをじっくり眺めながら時を過ごすのもいいものですよ。


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ariari

カメラメーカーの問題は相変わらずソコなんです。
フィルム時代のカメラメーカーは「箱」を作っていました。
あとガラス玉。確かにレンズで画質は決まります。
が、写真はプリントしなければ完成しません。
いわばカメラは未完成な道具とも言えます。
デジタル時代になっても、プリントして完成した画質を考えていないんです。
まあ、富士フイルムだけでしょうかね。そういうメーカーは。
最終的な画質は皆さんが作ってください、では手抜きですよね?
プリント画質までは知ったこっちゃない、とおっしゃるんです。
(まあ、一眼レフ最大シェアのメーカーが言うんですから間違いないですね)
by ariari (2015-01-06 18:29) 

ジェイク(JIQ)

「プリンター」というプロが腕と感性を発揮していた時代。フィルム時代ですね。
今は「なんちゃって画像処理」がデジカメ内部、現像ソフトでお手軽にできちゃうんで、プリンターさんのすごみが分からなくなってしまいました。
本当なら「ちゃんと自分で焼きなさい」なのでしょうが、撮影した自分、そのネガを見て焼き上げる「プリントアーティスト」がいて作品ができあがるのかな?と思うことがよくあります。
ネガ時代の「回顧録」のように思われるかも知れませんが、実力のある街のラボ、有名なプリンターさん、すべてが「アーティスト」であり、写真は「アート」でした。
最終責任は撮影者。あと、文句を言えるとすればフィルムメーカーに対してですかね(笑)。

今はアズ・ユー・ライクというかご自由に、というか・・・。

東北六県の大きな写真コンテストで、一席がデジタルによる合成写真が選ばれたのを嘆く人もいっぱいいましたが、規制をしていなければ何でもあり。

カメラメーカー指定(専用)のプリンターと用紙を作る会社もあるくらいですから。月光だーフジブロだーイルフォードだーと騒いでいたときが楽しかったなあ・・・。

by ジェイク(JIQ) (2015-01-07 10:21) 

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