寒い

ぼんやり

寒い。出勤時はマイナス6度。さっきお使いに出たらマイナス7度。雪が締まって「キュッ、キュッ」と鳴く。
ゲレンデは最高の条件でしょう。仕事人には無情な寒さです（笑）。
まあ、なんだかんだ言ってもうちに帰るんだけどね。仕事さえ片付けば。

いつも立ち寄るコンビニへ。お世話になりました。「いえいえ、こちらこそ。来年もよろしくね」ところで、お休み取れます？「いや、バイトの子を休ませるからねえ。私には休み無し。仕方ないけどなんか腹立つよね。正月ないと」同じです・・・オーナー（先輩）の奥さん。嘆く嘆く。

もう「社会の重要なインフラ」になっちゃったから、下手に営業時間は変えられない。変な動きをするとどこかの7-11のように本社との全面対決となる。ひどいな・・・オーナーには権限ないと？本社はこう言うらしい。「イヤならやめていただいても結構です」。過重労働です。

高いのは承知で、なるべくそのコンビニで調達。ま、別に私1人がどうこうしても変わらないけど。
気は心。塵が積もってもどうしようもないか。

昨夜の「ゴチバトル」のドラマ的幕切れに呆然としながら、別れは突然来るのだなと学ぶ。
また明日、が、あると疑わなかった少年時代とはもう違うんだ。

ラテ欄は浮かれまくっているけど、寒風の中配給の列に並ぶ大人たちもいる。職の斡旋相談も多数。
大人食堂も、炊き出しも、ひっきりなしに人が集まる。
そんな国が「月着陸を目指す」というのだから少し考え込んでしまう。
年末で少し静かになった街の喧噪が、事実を浮かび上がらせる。耳をすませば、いろんな声が聞こえる。

オリンピックで浮き足立って、何か大事なモノを置いてきてしまった気がする。

上司が持ってる「法人名のクレジットカード」の使用明細が経理に回ってきた。
この人のアタマには、明るい未来しかないのだろうな。
そんなお気楽さがうらやましい。朝から気が重くなった。

大晦日に、何故に凹む？もうすぐ紅白が始まるのに。気楽にいこうよ、もっと。
イヤなことは忘れてさ、前だけ見ようよ。
そんな無責任な若さはもうない。責任と覚悟だけ。世の中は決して甘くない。

だからこそ、そこに希望を見いだせたら。毎日もっと楽になるのになあ。
もう少しシンプルに。

毎年年末に、同じ事を考えてる気がするけど・・・。

皆様穏やかな日々を。